後部席シートベルト着用定着せず 出典:山陽新聞

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2019-01-02_110622日本自動車連盟(JAF)岡山支部などによる岡山県内のシートベルト着用状況調査で、後部座席の着用率が一般道路で41・0%と低迷し、より重大事故が起きやすい高速道路でも75・2%にとどまる実態が明らかになった。いずれの道路でも、2008年に義務化された後部座席での着用が定着しない現状が改めて浮かんだ。
 調査は、JAFと警察庁が昨年10月1~10日、全国の一般道780カ所と高速道104カ所で実施。うち県内では一般道16カ所、高速道2カ所で運転手と同乗者計約8800人を目視で調べた。
 後部座席の着用率は全国平均(一般道38・0%、高速道74・2%)をわずかに上回ったものの、前年調査と比べると一般道は5・6ポイント、高速道は17・8ポイント低下。08年との比較では、ともに10ポイント程度の伸びにとどまる。
 JAF岡山支部は後部座席での着用率が伸び悩む要因として「一般道では違反に罰則がないこと、高速道(違反点数1点)でも非着用の危険性について認識が不十分なことが考えられる」と指摘。
 事故が起きれば、運転手や助手席の同乗者にぶつかったり、窓から車外に投げ出されたりしかねない―とし、長距離移動が増える年末年始に当たって全席でのシートベルト着用を呼び掛けている。
 助手席の着用率は県内の一般道で95・6%(全国平均95・9%)、高速道は98・6%(98・5%)だった。