新幹線ハローキティ下りこだま741号旭川を渡る

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20180906_1526改札口を抜けて新幹線のホームに上がると、カメラやスマートフォンを手にして列車の到着を待つ大勢のファンでごった返していた。ただ、いつもの新型列車のデビューと異なるのは、女性の姿が目立つことだ。そして彼女たちの着ている服やバッグにはあるキャラクターのイラストが貼られていた。サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」である。
ハローキティは、アパレル、ジュエリー、食品などさまざまなジャンルでコラボ商品が販売されている。英国の生地ブランド「リバティプリント」をはじめ海外でのコラボにも積極的だ。キティ愛好家の間で「キティちゃんは仕事を選ばない」と言われるほど多岐にわたるコラボ遍歴の中でも、今回のコラボ相手はスケールの大きさで度肝を抜く。2018-09-06_151601
8両編成で全長およそ200mにもなる「ハローキティ新幹線」だ。
6月30日から新大阪―博多間で運行を開始した。ハローキティ新幹線と新大阪駅に押しかけた1500人のファンを捉える報道陣のカメラの放列の中には、外国メディアの姿もあった。
上り「こだま730号岡山駅発は9:57、下り「こだま741号岡山駅発は12:32、画像は旭川橋梁を岡山駅方向に進むこだま741号を撮影した。
https://www.jr-hellokittyshinkansen.jp/#calendar
いくつか出た候補の中から選ばれたのがハローキティだった。「性別問わず幅広い年代のお客様に支持され、海外でも人気」(財部長)というのが理由だ。
ハローキティと新幹線という異色の組み合わせに、社内では反対する声も一部上がったが、「いいんじゃない」と賛成する声が大半を占めた。サンリオとはこれまでも、JR西日本のキャラクター「イコちゃん」とハローキティのコラボ商品開発などの実績がある。

2018-09-06_151623今回のプロジェクトは単に新幹線の車両を使ったコラボだけではなく、山陽新幹線が走行するエリアを中心に8府県をハローキティで盛り上げるという大掛かりなものだ。サンリオ側もスケールの大きさに「光栄です」(同社広報)と、まったく異論はなかった。

コラボ車両のデザインは、サンリオ側が「鉄道デザインに詳しくない」(同社広報)こともあり、JR西日本と共同で実施。エヴァ新幹線が運行を終えた今年5月末から、ハローキティ新幹線への改造作業が始まった。およそ1カ月にわたり外観の塗装や1~2号車の内装の改造が行われ、6月25日に福岡県内にあるJR西日本博多総合車両所でその姿が報道公開された。