クマゼミ VS アブラゼミ

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最近は蝉といえばクマゼミでアブラゼミを見ることは極端に少なくなりました。
09080201.jpg子供の頃の記憶ではクマゼミはとても珍しい蝉だったような気がします。シャアシャアという鳴き声をたまに聞くことはあっても姿をみつけることは容易ではありませんでした。
夏の主流はなんといってもアブラゼミで、ジージージーという鳴き声は暑さの象徴でしたが、いくら捕虫網を振り回してもアブラゼミばかりでクマゼミは滅多に捕れなかったように思います。
ところが、最近は我が家ではアブラゼミの鳴き声を聞くことが無くなりましたし、無論姿を見ることは全くありません。
09080202.jpg岡山市の西川緑道公園で調べたクマゼミとアブラゼミの比率は、去年は90.5%がクマゼミだったということですが、今年は、まだサンプル数は少ないもののクマゼミが92.5%、アブラゼミは7.5%で、一年間で2%もアブラゼミが減ったことになります。
このセミのぬけがら調査では、セミの種類によって地域の自然環境がわかるといわれていますが、クマゼミは南方系のセミで神奈川県より北には生息していないというのが定説でしたが、最近では東京でもクマゼミが多くなったと報告されています。
クマゼミは気温が高く、緑地が少なくて地温が高くなる運動場のような場所にある木の下にもすんでいますす。一方、アブラゼミは、全国に分布していて、寒さにも強いのですが、緑が少ないところでは生息数が減ることが知られています。環境省が1995年に身近な生き物調査をした結果でも、関西以南地域では森林にはアブラゼミ、都市公園にはクマゼミが多いことが証明されています。

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