2013年12月アーカイブ

南極物語 公開30周年記念リマスター版

東京オリンピック

マダガスカル2

マダガスカル

ロング・ライダーズ

ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記

素晴らしき哉、人生!

ワイルド・レンジ 最後の銃撃

ニューイヤーズ・イブ

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア

いつも2人で

尼僧物語

昼下りの情事

麗しのサブリナ

ローマの休日

おもひでぽろぽろ


東北へ旅に出た27歳の女性が小学5年生の自分に出会い、その頃の思い出がよみがえる中、自分を見つめ直していく物語。
主人公は東京生まれ東京育ちの会社員・タエ子。幼い頃から「田舎」に憧れを抱いていた彼女は、夏休みに山形の親戚の家で農業体験をすることに。脱サラして有機農業を始めたばかりのトシオたち山形の人間たちに見守られながら、紅花から紅を作る作業を手伝い、普段とは違う充実感を感じていく。しかしそんなタエ子に、なぜか小学校5年生の記憶が付きまとう。なぜ、今、小学校5年生なんだろう?不思議に思いながらも、大人でも子どもでもない“小学校5年生の自分”を振り払うことができず…。

初めて食べたパイナップルの味にショックを受けたこと。給食で嫌いなものを隣の席の男の子と交換したこと。分数の割り算の意味がどうしてもわからなくて、母と姉から呆れられたこと。ちょっとしたことで意地を張ってしまい、楽しみにしていた外食が台無しになったこと。学芸会の劇でセリフが一つしかもらえなくて、自分なりに工夫したこと。クラスにみんなから嫌われている不潔な男の子がいたこと。誰もが「あるある!」と手を叩きたくなるような懐かしい体験に満ちたタエ子の思い出が清々しく美しい映像で描かれる。それらは「ちょっぴりダメな自分」を27歳のタエ子に無遠慮に突きつけてくる。「今も昔も自分は変わらない」―そんな思いは万人に共通のものだからこそ、老若男女が彼女に共感してしまうのかもしれない。