バックウォーター現象か? 出典:読売新聞

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2018-07-09_192842岡山県倉敷市真備まび町で被害が拡大した背景について、専門家は高梁たかはし川の増水で支流の水が流れにくくなる「バックウォーター現象」が、堤防の決壊を誘発したと指摘する。

国土交通省によると、高梁川の支流・小田川などで少なくとも計3か所の堤防決壊が発生。真備町全体の4分の1にあたる約1200ヘクタールが浸水した。

現地調査した岡山大の前野詩朗教授(河川工学)によると、高梁川と小田川の合流点の下流は、川幅が狭く湾曲し、水が流れにくい「ボトルネック」になっている。今回の豪雨では、高梁川の水位が合流点付近で急激に上がり、傾斜が緩やかな小田川の水が流れにくくなって水位が上昇。高馬川など小田川の支流の水位も上がり、堤防が次々に決壊した。前野教授は「高梁川の水位上昇の影響がドミノのように支流に広がり、水位が高い状態が長時間続いた」と推測する。

国交省によると、小田川では1970年以降、大規模な浸水被害が5回発生。72年7月の大雨でも堤防が決壊し、2000戸以上が床上浸水する被害が出た。

国交省は、高梁川と小田川の合流点を現在より4・6キロ下流に変更し、洪水時の小田川の水位を低下させる河川改修を計画。今秋に着工し、2029年頃をめどに完成させる予定だった。前野教授は「今回の水害は、過去と比べても最大級」とした上で、「付け替え工事が完成していれば、被害を回避できた可能性は十分ある」と話す。

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