2017年2月アーカイブ

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、物資補給機「こうのとり」6号機で予定していた「宇宙ごみ」の除去実験に失敗したことを明らかにした。ごみに見立てた重りを宇宙空間に出せず、電気を流して除去するための針金も延ばせなかった。

原因は調査中だが、重りを機体に固定していた4つのボルトのうち1つが外れなかった可能性が高いという。実験期間を当初予定の7日間から約半日延長して外す信号を送り続けたが、解決しなかった。

このため針金の代わりに、こうのとりの機体に電気を流す実験を急遽(きゅうきょ)、実施。電流を起こす装置は正常に機能することを確認した。人工衛星の帯電を緩和し故障を防ぐ技術への応用が期待できるという。こうのとりは6日未明、大気圏に再突入し大半が燃え尽きた。

こうのとりは先月28日に国際宇宙ステーション(ISS)を離脱した後、宇宙ごみの除去実験を開始。20キロの重りを長さ700メートルの針金の先端に取り付け、宇宙空間に漂わせた後、針金に電気を流し、地球の磁気の影響で重りを降下させる力が生じることを確かめる予定だった。

実験は日本独自の手法によるもので、将来は除去用の人工衛星を打ち上げ、宇宙ごみに針金を取り付け大気圏に落下させて燃やす構想だった。エンジンを取り付けて落下させる方法より低コストなのが利点で、JAXAは10年以内の実用化を目指していた。今後の実験は未定という。

実験を統括したJAXAの井上浩一チーム長は会見で「残念だが、あまり否定的にとらえてはいない。ごみの除去は喫緊の課題。今回の結果を生かし、この分野で世界のトップになるよう邁進したい」と話した。

宇宙ごみは不要になった人工衛星やロケットの残骸で、地球の周りを秒速約8キロの猛スピードで飛んでいる。運用中の衛星に衝突して被害をもたらす恐れがあるほか、ISSに衝突すると、損傷による空気漏れで飛行士の生命を脅かしかねない。

10センチ以上の宇宙ごみは約1万8千個で、今後も増加が予想されており、対策は国際的な課題になっている。

2017-02-06_094805情緒ある町並みで知られる京都五花街の一つ先斗町で、電柱や電線の地中化工事を始めるのを前に、京都市は5日、起工式を開いた。完成は平成31年度末の見通しで、観光客や舞妓が行き交う歴史ある通りの景観が良くなる。

先斗町歌舞練場(中京区)で開かれた起工式では、門川大作市長が「京都や全国で電柱の撤去は大きな課題。新たな可能性を開く事業になると思う」と述べた。

工事をするのは、先斗町通の北端から四条通までの約490メートルの区間。道幅が狭く、従来の工法では無電柱化はできなかったため、通信回線と電線を道の両側の路面直下に埋設する全国でも珍しい工法を採用した。

工事期間中は、午前1~10時に一部を通行止めにする。

2017-02-04_170042本格的な花粉シーズンを前に、気象情報会社「ウェザーニューズ」は、花粉観測機「ポールンロボ」の運用を始めた。

花粉症対策に役立ててもらうため全国に約1000個を設置予定で、福岡支社(福岡市中央区)では1日から稼働した。

観測機は人の顔に見立てた直径約15センチの球体。「口」から空気を吸い込み、内部のセンサーが花粉の量を1分ごとに検知し、飛散量によって、「目」の部分が青や赤など5色に変化する。一般家庭などの協力を得て2005年から設置しており、九州・山口では計約100個が稼働する予定。花粉の飛散状況と予想は、地域別に同社のホームページやスマートフォンの専用アプリで無料で確認できる。

同社によると、今春の全国平均の飛散量は、昨年の4・4倍に増える見込みで、福岡は3・2倍、山口は4・8倍と予想。スギ花粉の飛散時期のピークは、九州・山口で今月下旬~3月中旬という。同社の担当者は「西日本は特に飛散量が増えそうだ。

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