2016年8月アーカイブ

2016-08-28_110122太陽に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」を周回する、液体の水も存在する可能のある地球サイズの惑星が発見された。
ヨーロッパ南天天文台(ESO)の研究者たちは8月24日(現地時間)、太陽から約4.2光年の位置にある、太陽に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」を周回する地球サイズの惑星を発見したと発表した。
その惑星「プロキシマ・ケンタウリb(プロキシマb)」の周回範囲は、理論上表面に液体状態の水があり生命が存在する可能性があるハビタブル・ゾーン内にある。

プロキシマbは、巨大ガス惑星(木星型惑星)ではなく、岩石惑星(地球型惑星)であるとみられている。研究に参加した天文学者たちは、プロキシマbの最小質量は、地球の約1.3倍であると述べている。

プロキシマbは、プロキシマ・ケンタウリと約750万kmの距離を保ちながら、そのまわりを11.2日周期で回っている。その距離は太陽と地球の間の距離の約5パーセントと短い。
プロキシマ・ケンタウリは赤色矮星なので、太陽よりはるかに小さく、発する熱も少ない(質量・半径がともに太陽の7分の1程度)。

プロキシマbは、地球が太陽から受ける量の約65パーセントに相当する熱放射を受けていると推測されている。もし大気がなければ、その表面の平均温度は摂氏マイナス40度になるとみられる(地球表面の平均温度は摂氏15度だが、地球が大気をもっていないと仮定した場合、その表面温度は摂氏マイナス20度になる)。

プロキシマbが大気をもっている場合、その表面温度には摂氏30度~マイナス30度までの幅があると考えられる。もし大気が存在するなら、地表の一部で「液体としての水」が存在する。

プロキシマbは恒星に非常に近いため、重力に起因する潮汐力によって常に同じ面を恒星に向けている可能性がある。つまり、片側には常に日が当たり、その反対側は永久に薄暗いかもしれない。この場合、水は片側の面にしか存在しないことになり、回転している場合は、水は赤道付近に存在すると考えられる。

2016-08-22_124750岡山大大学院医歯薬学総合研究科の有元佐賀恵准教授(59)=遺伝毒性学=は、サルナシの果汁に放射線障害の発症を抑える効果があることをマウスによる実験で確認した。これまでに皮膚がんや肺がん予防などの有効性も突き止めており、岡山県内唯一の産地・新庄村は「付加価値の高い特産品に育て地方創生の起爆剤にしたい」としている。
放射線障害は、被ばくによって細胞や細胞内のDNAが損傷し、がんや白内障、不妊などを引き起こす。実験はDNAが損傷すると、骨髄にある造血幹細胞内に小さな核を持った「赤芽球」ができることに着目。エックス線を照射したマウス16匹のうち、10匹にサルナシ果汁、6匹に水道水を飲ませ、異常な細胞の発生状況を比較した。
サルナシ果汁を与えたマウスは照射の24時間後、48時間後とも赤芽球ができた。しかし水道水を飲ませたマウスに比べ、発生率は24時間後は34~49%、48時間後でも43~62%にとどまったという。
有元准教授は2010年、サルナシの特産品化を目指す村の依頼で研究に着手。12年に皮膚がん、13年に大腸がんの前段階である「前がん病変」、14年には肺がんの抑制効果の成果を公表している。
「これまでの研究からサルナシの果汁が放射線障害にも有用と考えた」と有元准教授。「防護服の装着など事前の対応がリスク軽減策の主流となる中、被ばく後でも口からの摂取で抑制効果が得られる可能性が出てきた意義は大きい」と話す。
新庄村は古くからサルナシの自生地があり、02年から栽培を奨励。現在は20戸でつくる村サルナシ栽培研究会が約1・3ヘクタールで植栽し、生食用に販売するほか、村などとリキュールやジャム、酢といった加工品を手掛けている。
小倉博俊村長は「長年の研究でサルナシの健康への好影響が分かってきた。特産品のPRにしっかりと生かし、販路拡大に結び付けたい」と力を込める。

=サルナシ=
マタタビ科でキウイの原種とされる。山岳地帯に自生し、果実は直径2~3センチの緑色。ビタミンCが豊富で、滋養強壮効果があるという。例年、8月下旬から9月上旬に収穫される。

蝶の数え方

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2016-08-01_224746アサギマダラの渡りの研究のためにマーキング作業を、佐渡島の新潟大学演習林で佐渡島内の環境保全に取り組むNPO法人「トキどき応援団」が生態調査のため実施した、と読売新聞(電子版)が伝えている。

ところで、蝶の数え方だが、慣用的には「匹」、学問的には「頭」と数えるのが一般的だが、なぜか読売新聞には「羽」と数えている。

掲載された記事(原文のまま)=
調査は、演習林内の標高800~900メートルの地域で行われた。同法人のメンバー6人が、新潟大の本間航介准教授の案内で林に入ると、好物のヨツバヒヨドリの花の蜜を吸う100羽を超えるアサギマダラの群れに遭遇。メンバーは網を使って15羽を捕まえ、羽に「SADO」「新大(新潟大)」「2016・7・31」と参加者の名前を書き込み、再び林に“放蝶”した。

なぜ蝶を「頭」で数えるのかについては諸説あり定説はないようだが、『数え方の辞典』によると「頭」と数え、『岩波日本語使い方考え方辞典』では「匹」と数えると記載されている。
また、『ことば百科 絵で見るモノの数え方辞典』には一般用語では「匹」、学術用語では「頭」とあるが、三省堂の『新明解国語辞典』では「一羽・一匹・一頭」で数えると記載されている。
本当のところは読売新聞に聞いてみなければわからないが、もしかすると『新明解国語辞典』に倣ったのかもわからないが、新聞記事としては「羽」は如何なものか、学術的に「頭」とするのが適切ではないかと考えられる

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