2016年3月アーカイブ

2016-03-30_115840パソコンのファイルを改ざんし、復元する条件として身代金を要求するウイルス「ランサム(身代金)ウェア」が添付された不審な電子メールが、今月に入り海外から日本に大量に送りつけられていることがわかった。
国内での発見数は42万件を超え、情報セキュリティー会社は心当たりのないメールを開かないよう呼びかけている。

ウイルス感染させ「身代金」要求 =PC乗っ取り被害急増=
ウイルスは2月に見つかった新型で、名前は「Locky(ロッキー)」。トレンドマイクロ(東京)によると、感染するとパソコン内の文書や画像、動画ファイルなどが暗号で書き換えられる。その後、暗号を解除するカギと引き換えに、匿名で取引できる仮想通貨のビットコインの支払いを求められる。数十種類の言語で支払いを求める「脅迫文」が表示されるのが特徴だ。添付ファイルには請求書を装った「invoice」「P2016-03-30_115805ayment」や、複合機のデータを偽装した「SKMBT」などの表題が使われている。

日本では今月16日ごろから大量に出回り始めた。メールの添付ファイルを開くと感染する手口で、28日までに累計約42万7千件が見つかり、多い日は十数万件が発見された。同じ時期に世界全体では約400万件が見つかっているという。

記者にも22日午後7時半ごろ、「Document2」との表題でメールが送りつけられた。発信元はインドのムンバイ。検証用のパソコンで添付ファイルを開くと、パソコン内の画像ファイルが書き換えられ、「脅迫文」が表示された。その後も、似たようなメールが何通も送られてきた。

2016-03-27_172726ノートパソコンやデスクトップパソコンには、ある程度、決まったデザインやスタイルがある。例えばノートパソコンなら、開閉可能な液晶ディスプレーとキーボードを備える本体部分の組み合わせだし、デスクトップパソコンなら直方体の形をした本体が一般的だ。

テックウインドが2月12日に発売した「キーボードPC WP004」(以下、キーボードPC)は、一般的なパソコンのデザインと大きく異なる。一見するとコンパクトなキーボードそのもの。しかし背面に各種端子を搭載しており、ディスプレーや電源ケーブルを接続すればウィンドウズ10パソコンとして利用できる。言うならば「キーボード型パソコン」だ。今回は、このユニークなキーボード型パソコンの使い勝手を検証した。

■モバイルも可能なデスクトップパソコン!?2016-03-27_172749
キーボードPCのサイズは、幅28.7cm、奥行き12.5cm、最厚部2.65cmとコンパクト。重さも288グラムと軽い。似たサイズのキーボードを実際に使っているユーザーも多いだろう。驚くべきは、一般的なパソコン本体に内蔵されているCPUやメモリー、周辺機器と接続するための端子類などを、キーボードのなかに入れ込んでしまったことだ。実勢価格は22,000円前後である。

上が筆者が常用しているユニコンプのフルサイズキーボード「ユニコンプ ウルトラクラシック 106日本語 ブラック バックリングスプリング USB」で、幅は45.5cm、奥行きは18cm。これに比べると、下のキーボードPCはかなり小さく見える
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上が筆者が常用しているユニコンプのフルサイズキーボード「ユニコンプ ウルトラクラシック 106日本語 ブラック バックリングスプリング USB」で、幅は45.5cm、奥行きは18cm。これに比べると、下のキーボードPCはかなり小さく見える
2016-03-27_172834本体外観は、光沢感のあるきょう体に、つや消し処理を施したキートップを配したデザインになっている。底面は、上半分がやや膨らんだデザインになっており、ここにパソコンとしての機能をつかさどるCPUやメモリー、ストレージなどを組み込んでいる。

CPUは、省電力型のインテル「アトム Z3735F」。メモリーは2ギガバイトで、ストレージは32ギガバイトのeMMCだ。主な仕様は、8~10型液晶を備えるウィンドウズ10搭載タブレットに近い。小型パソコンとしては平均的な性能だ。

セットアップしてみると、あらためて本体のコンパクトさに驚かされる。筆者が普段使っているフルサイズのキーボードと比べ、幅はだいたい3分の2、奥行きは4分の3程度で置き場所を選ばない。このサイズならビジネスバッグにも余裕で収納でき、容易に持ち運べる。

キーピッチは実測値で約1.8センチだった。スペースキーの脇にあるのがタッチパッド
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キーピッチは実測値で約1.8センチだった。スペースキーの脇にあるのがタッチパッド
キーピッチは実測値で1.8cmあり、余裕をもってタイピングできた。一番上のファンクションキーや右下のカーソルキーは小さめだが、使う機会が少ないキーなので、大きな問題にはならない。ただ、ウィンドウズ10では頻繁に使う「ウィンドウズキー」が、「Fn」(ファンクション)キーと同時に押さなければいけない仕様になっている。これは少々面倒だ。

スペースキーの横にあるのがタッチパッド。Fnキーと一緒に押す必要はあるが、左右のマウスボタンもある。つまり、マウスを別途用意することなく、2016-03-27_172852このキーボードPCのみで各種操作が完結する。持ち歩く機器を少しでも減らしたいときは重宝するだろう。もちろん、好みの外付けマウスを接続して操作することも可能だ。

各種端子類は背面に集中している。左から電源ボタン、スピーカー端子、アナログRGB出力端子、LAN端子、USB端子×2、HDMI出力端子、付属のACアダプターを接続する電源端子、マイクロSDメモリーカード対応のメモリーカードスロットの構成である。

無線LAN機能も内蔵しており、LANケーブルを接続しなくてもインターネットに接続できる。早い話が、液晶ディスプレイと電源のケーブルさえ接続すればパソコンとして利用できる。

■ウィンドウズ10の操作は不満なし
基本仕様がウィンドウズ10搭載のタブレットに準じていることもあり、各種操作の応答性は素早く、画面の切り替えやスクロール操作でもたつく場面はなかった。このあたりの使い勝手は、他社製のタブレットや低価格パソコンと変わるところはない。

裏面はCPUなど重要パーツが組み込まれている部分がやや膨らんでおり、負荷が高くなるとこの部分が温かくなる
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裏面はCPUなど重要パーツが組み込まれている部分がやや膨らんでおり、負荷が高くなるとこの部分が温かくなる
CPUが低消費電力型なので、冷却ファンは搭載していない。そのため動作時も無音だ。ファンレス構造なので、内部にほこりが入り込みにくく、故障の可能性も低くなる。試しに、ベンチマークソフトを使って負荷をかけてみたが、キーボード面はひんやりとしたまま。背面の膨らんだ部分がほんのり温かくなる程度だった。

2016-03-27_172912 ウィンドウズアップデートを実行し最新状態にして、ストレージの残り容量を確認してみると、約20ギガバイトだった。マイクロソフトの「オフィス」ソフトなどを追加インストールして書類作成に使用する程度なら問題ないが、多数の画像や動画ファイルを保存すると、あっという間に足りなくなる。必要に応じて、大容量のマイクロSDメモリーカードを併用するとよい。

本機をしばらく使ってみたところ、不満に感じたのはストレージ容量ぐらいで、予想以上に「普通に使える」ことに驚いた。小型キーボードにパソコン機能を内蔵したというユニークすぎるスタイルからは、想像できないくらいの「まっとうなパソコン」だ。足りないストレージ容量は、マイクロSDメモリーカードで補えばよい。

メーンのパソコンとして使うのはちょっとつらいが、子どもが使うサブマシンにはちょうどいいだろう。HDMI端子を備えているので、リビングにある薄型テレビなどと接続して利用することも可能だ。小型・軽量なので片手で手軽に持ち運べるし、薄型なので使わないときはケーブルを外してテレビラックや本棚などに収納しておけばよい。

288グラムという軽量性を生かして、営業先まで持ち運びプレゼンテーション用途のパソコンとして使うのもいいだろう。使い慣れたアプリや作業環境を気軽に持ち出せるのはうれしい。そもそもユニークなパソコンなので、営業トークのとっかかりになること請け合いだ。

給電は、付属のACアダプター経由で行うので、外出先で使う場合はACアダプターも一緒に持ち運ぶ必要がある。底面の空きスペースにバッテリーを組み込み、本体のみでも動作する仕組みにすれば活用の幅がもっと広がるはずだ。バッテリー搭載モデルの登場に期待したい。

2016-03-26_180144Googleが今日(米国時間3/25)から、同社の写真編集ソフトNik Collectionを完全に無料にする。
この‘コレクション’は、7種類のデスクトップサービスを、Googleが2012年にNik Softwareを買収して以降、ひとつにまとめたものだ。買収の目的は、当時人気の写真アプリSnapseedにあり、それ自体も強力なツールだが、しかしその後GoogleはNik Softwareのそのほかのサービスもすべて加えて、149ドルという魅力的な価格のプロダクトに仕立てた。そして、それが今度から無料になる。今年買った人には代金が返金される。
それは、Google自身が説明しているように、Instagramなどが提供している初歩的な写真編集機能とは違って、もっとプロ級の本格的なソフトウェアだ:

Nik Collectionは7つのデスクトッププラグインから成り、きわめて多様な写真編集機能を提供する。色を修正するフィルタもあれば、レタッチやクリエイティブなイフェクト集、隠れていた細部を見せる鮮明化(sharpening)機能、色調調整機能などもある。

無料のソフトウェアは高度な写真ツールを大衆化するから大歓迎だが、一部のファンは、このサービスが今後打ち切られる兆候ではないか、と心配している。Googleは最近Picasaを殺したが、それはこれまで、同社のオンライン写真サービスの主役的な存在だったのだ。

でも、Nik Softwareの終わりを口にするのは早すぎるだろう。Googleは今回の無料化を、“これまでになく高度な写真編集ツールを構築していくための長期的な投資の一環”、と呼んでいる。Snapseedは、Nik Softwareの買収の直後にAndroid上で無料のアプリになったが、同社の写真関連のポートフォリオにはGoogle Photosもあり、その、モバイル用のクラウドストレージサービスには最近、アルバムを自動的に作るスマートな機能が加わった。

出典: PetaPixel
http://petapixel.com/2016/03/24/googles-150-nik-collection-photo-editing-software-now-100-free/

心臓の動脈が狭くなり、血液が詰まるのが原因で起こる狭心症の治療として行われているステント治療。血管に金属でできた網目状の筒を埋め込み、血液の通り道を確保する手術法だ。この治療の課題とされているのが、再び患部が血栓で詰まってしまう再発への対処だ。その再発を防ぐ画期的な製品が開発されたという。

【課題残すステント治療】

寒さが緩んで活動的になるこの時期、朝方に運動したときなどにぎゅーっと締め付けられるような胸の痛みを覚えたら、狭心症の疑いがある。この発作が心筋梗塞を誘引すれば、命に関わる危険性もあるだけに、早めに手当てする必要がある。

狭心症治療でもっともポピュラーなのがバイパス手術とステント治療。とりわけ、開腹せずにすむステント治療は入院期間も短く患者の負担が少ないとあって、圧倒的に支持されてきた。1990年代にステント治療が始まって以来、治療を受けた国内の患者数は20万人を超えるという。2016-03-11_202620

ただし、ステント治療にはいくつかの課題が残されていると指摘するのは、東邦大学医療センター大橋病院循環器内科の中村正人教授。

「ステント治療法がはじまった初期段階では、せっかく広げた動脈がまた狭くなってしまい、再発する例が20~30%もあったんです」と中村教授は解説する。再発の原因は、ステントを入れた部分で血管内膜が過剰に増加して再狭窄を起こしてしまうことにある。

その問題を解消すべく登場したのが、いま最も利用されている二世代型「薬剤溶出型ステント」である。これには再狭窄防止薬剤が浸み込んだポリマーがコーティングされており、その薬剤が少しずつ血管壁に溶けることで、血管が詰まるのを防ぐという。これにより、治療効果が劇的に高まり、再発は5~10%に減少したという。
しかし、再発をゼロに近づけるためにはもう一つクリアしなければならない課題があった。薬剤溶出後に残ったポリマーが血管内の炎症を引き起こし、それが血栓をつくる要因となっていた。

「それを予防するために、血液をサラサラに保つ投薬治療を永続的に続けなければなりません。これが患者には大きな負担となっているんです。とくに高齢者など血管が弱くなっていると、薬の副作用で大出血を起こすこともあります」(中村教授)

【三世代型への期待】

そんな治療現場にあって、今、にわかに注目を浴びているのが、ボストン・サイエンティフィックジャパンが発売した「シナジーステントシステム」だ。

ステントのコーティング剤に生体吸収性ポリマーを用いることにより、術後4カ月後には生体内に吸収されてなくなるという特性を持つ。加えて、ステントの厚みを従来の半分にして血流の滞留を起こりにくくしたという。

「血栓リスクが低減されるということは、術後の投薬期間も短縮できることになり、患者負担も軽減されます」(ボストン・サイエンティフィックジャパン、野島栄一氏)

三世代型ステントとして期待が寄せられるシナジーステントシステム、臨床データの収集も始まっており、新製品の優位性が明らかになってきているという。

さらに、中村教授はステントの未来像を次のように語る。

「ステントそのものは永久に体内に残りますが、将来的にはステント自体も生体吸収性を持たせた素材が開発されるかもしれません」

2016-03-10_154916オーストラリアの科学者らは25日、世界中でミツバチの個体数が減少していることを受け、主な要因の解明を目指す世界的な活動の一環として、ミツバチにマイクロセンサーを装着する計画を明らかにした。

?世界の植物の70%、また人間が食べる野菜や果物の3分の1の授粉を行っているのはミツバチで、昨今の急激な個体数の減少は、食糧安全保障に懸念を引き起こしている。

?研究者らはミツバチ減少の原因として、「蜂群崩壊症候群」として知られるコロニーの成虫の大量突然死や、バロアと呼ばれる吸血寄生ダニ、農薬、気候の変化などの脅威を挙げている。

?オーストラリア連邦科学産業研究機構(Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation、CSIRO)のゲーリー・フィット(Gary Fitt)氏はAFPに対し「マイクロセンサーを使用することで、自然環境下と巣の中の両方でのハチの行動を数値化できるようになり、以前は生じえなかった問いを持ち、解明する手掛かりになる」と語った。

?マイクロセンサーは2.5ミリ四方の大きさで、重さ5.4ミリグラムとミツバチが集める花粉よりも軽く、セイヨウミツバチの背中に装着される。また、最先端のデータ収集用受信装置もミツバチの巣に設置される。

?CSIROは米半導体大手インテル(Intel)と日本の日立製作所(Hitachi)と協力し、グローバルパターン特定のためのセンサー技術やデータ分析への無料アクセスを提供している。

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