2015年7月アーカイブ

2015-07-31_123132ニワトリの雄が、朝「コケコッコー」と鳴く順番は、属する集団で序列が高い順になっているとの研究成果を、名古屋大などのチームが英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。序列1位の雄鶏が鳴くまで、2位以下は鳴かずに順番を待っているという。

ニワトリの雄同士は戦って強い順に序列を決め、最上位の雄は優先的に餌を食べたり、交尾をしたりできる。チームは、ふ化後300日の雄12羽を4羽ずつのグループに分け、序列が決まるのを確認。その後、鳴く順番を計28日間観察した。

その結果、どのグループでも4羽のうち序列1位の雄が最初に鳴き、その後2位、3位、4位と序列に従って鳴いた。1位が鳴き始める時刻は日によって違いがあったが、2位以下が1位より先に鳴くことはなかった。一方、1位を別の場所に移すと、2位が最初に鳴き、3位と4位がその後に従った。

チームの新村毅・基礎生物学研究所特任助教(動物行動学)によると、屋外でニワトリを飼育すると雄は縄張りを作り、それぞれ雌数羽と一緒に暮らす。朝鳴くのは「ここにいるぞ」と他の雄に縄張りを知らせる意味があるという。新村さんは「雄が厳密な社会的な法則に従って鳴いていることが分かった。生物学的にも驚きがあり、興味深い」と話す。

2015-07-24_121355米航空宇宙局(NASA)は23日、太陽より少し年上の恒星の周囲を公転する、「地球のいとこ」のような惑星を見つけたと発表した。

2013年に観測を終了した宇宙望遠鏡ケプラーの観測データの分析で判明した。

惑星から恒星までの距離や、恒星の温度などから推定すると、この惑星の表面には液体の水があり、生命が存在している可能性があるという。ただ、地球から1400光年と遠く離れているため、生命の存在を確認するのは難しい。

地球に似て生命が存在しうる太陽系外惑星は、これまでもケプラーの観測で数個見つかっていた。しかし、恒星も太陽によく似ている例は今回が初めてという。NASA科学観測本部のジョン・グランスフェルド次長は「地球と太陽にこれほどよく似た組み合わせが見つかり、興奮している。第二の地球探しに一歩近付いた」と述べた。

2015-07-15_054106

米航空宇宙局の無人探査機「ニューホライズンズ」が14日午前8時(日本時間午後9時)ごろ、冥王星に最接近した。探査機は2006年の打ち上げから9年半かけて48億8千万キロメートルを飛び、太陽系の果てにたどり着いた。多くの謎に包まれていた冥王星に接近して観測するのは初めてで、地球を含む太陽系の成り立ちの解明が期待される。

直近の撮影で冥王星の直径は2370キロメートルと月の3分の2ほどとわかった。最近の写真では、直径100キロメートルほどのクレーターや、巨大な谷などの地形が判別できる。

鯨に似た形の暗い部分や、白いハート形の模様も見えた。北極は、窒素の氷で覆われているようだ。

探査機は、最接近時にさらに高精細な写真を撮影して地表や大気の様子を探り、今後、地球へデータを送る。

2015-07-14_181550マルウエアは、英語で「悪の~」という意味を持つ接頭辞mal-と、ソフトウエアを組み合わせた造語。悪質なソフトウエアの総称で、コンピュータウィルスをはじめ、スパイウエア、ワーム、トロイの木馬、キーロガー、ルートキット、ランサムウエアなど、さまざまな種類がある。

近年はこのうち、個人情報の暗号化をブロックするなどしてパソコンを使用不能にし、その復旧と引き換えに料金を請求するランサムウエアというものが増えている。さらに、感染手段は相手のパソコンを乗っ取るトロイの木馬タイプで、マルウエアとしてはランサムウエアとして機能する手の込んだものが最近は目立つ。

また、その感染・侵入経路も巧妙化し、メールの添付ファイルに仕込まれた古典的な手口から、メールそのものに自動で作動するスクリプトが埋め込まれてプレビューするだけで感染するもの、あるいはサイトにアクセスしただけで図版などのコンテンツに仕掛けられたマルウエアが勝手に侵入してくるものまで、実に多岐にわたる。

マルウエアはいったん感染すると、コンピュータを破壊されたり、個人情報が盗まれたり、遠隔操作されて犯罪に利用されたりするといった被害があり、日々、ニュースで報道されているように世界的に大きな社会問題になっている。
これらの被害を防ぐには、日頃から知らないメールに含まれるWebのリンクをクリックしない、見知らぬメールに添付されたファイルを開かない、といった基本的な対処方法を厳守すること。と同時に、セキュリティー対策ソフトを常に最新の状態に保ち、使用するOSやソフトウエアもアップデートを怠ってはならない。

2015-07-09_171614スパムとは、出会い系やマルチ商法など、受信者の許可なく送りつけられてくる広告メールやワンクリック詐欺メールといった迷惑メールのこと。その語源は、ハッカーたちが偏愛する70年代イギリスのコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』にさかのぼる。ここで放映された伝説的なコントにこんな内容のものがあった。

バイキングが大勢いる大衆レストランにひと組の夫婦がやってきた。すると、なぜかウエイトレスが読み上げるメニューのすべてにランチョンミートの缶詰「SPAM」が入っている。そのため、スパム嫌いの夫人が怒ってウエイトレスと互いに「スパム」を連呼するうち、今度は周りのバイキングたちまでが「スパム、スパム、スパム......」と合唱をはじめ――というナンセンス極まりないコントだ。

これを踏まえて、初期のハッカーの1人がオンラインゲームのメッセージ機能を使って、「スパム、スパム、スパム......」と繰り返す嫌がらせをしたというエピソードがある。ここから、ネットでメッセージを繰り返して迷惑をかける行為がスパムと呼ばれるようになり、現在では、スパムといえば迷惑メールを指すようになったのである。

このアーカイブについて

このページには、2015年7月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2015年6月です。

次のアーカイブは2015年8月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.13