2015年1月アーカイブ

遺伝子組み換え技術で作られた世界初の「青いコチョウラン」が24日、兵庫県姫路市立手柄山温室植物園で一般公開された。
近畿地方では初めての展示といい、大勢の愛好家らでにぎわっている。2月1日まで。
2015-01-26_193010コチョウランは白やピンクの花が一般的で、同園によると、千葉大のグループなどが10年以上をかけて研究した。ピンクのランに青い花をつけるツユクサの遺伝子を組み込み、2012年2月、開花させることに成功した。

=コチョウラン=(学名:Phalaenopsis aphrodite)
ラン科植物の一つ。東南アジアに分布し、白い美しい花をつける。
コチョウランという名は、コチョウラン属 Phalaenopsis の総称としても、同属およびドリテノプシス属を含む洋ランを含む名称としても使われる。しかし和名としてのコチョウランは P. aphrodite にあたえられたものである[1]。総称としてのコチョウランについてはコチョウラン属を参照されたい。
種としてのコチョウランは東南アジアに分布する大きな平たい葉を持つ単軸性の着生ランである。白い花は美しく、よく似たファレノプシス・アマビリス P. amabilis と共に洋ランとしてのコチョウランのイメージを代表するものである。学名の種小名はギリシャ神話の愛と美と豊穣の女神アフロディテに由来する。
多年生の着生植物で、単軸性のラン。茎はごく短く直立し、上には四枚程度の葉を密生し、下方からは多数の根を出す。根は太くて良く伸びる。
葉は二列性で折り重なって生じ、楕円形から長楕円形、表面は緑。
花茎は茎の側面から伸びて斜上して先端は枝垂れ、長さは50-80cm、時に分枝する。先端よりに十数個の花をつける。花は白で径7cmほど、側花弁が幅広く、花全体が丸く見える。唇弁は黄色を帯び、赤味のある斑紋が出る。唇弁の先端は左右に突き出してまき鬚状になる。

インフルエンザが猛威を振るっており、昨年後半から1月16日までに病院で受診した患者は600万人を超えた(厚生労働省調べ)。

そんなインフルエンザへの感染を避けるため、ワクチンを接種する人も多いが、実はワクチンは感染を防ぐ効果はほとんどないことが判明した。

厚労省のホームページを見ると、「インフルエンザワクチンの予防接種には、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます」と書いてあり、ワクチンの効果を「ある程度」認めている。

しかし、国立感染症研究所の調査によって、昨シーズンA香港型のワクチンを接種した人でも、A香港型のインフルエンザに感染した人が多くいたことが明らかになった。以前からワクチンの効果について疑問視する声は医師の間から上がっていたが、同研究所は、効果が低かった理由を製造工程にあるとし、見直しを検討している。

国は、シーズンごとに流行する型を予測し、ワクチンをつくるウイルスを選定する。ワクチンメーカーは、そのウイルスを鶏の有精卵で培養して免疫成分を取り出す。

同研究所が調べたところ、実際に流行したA香港型と、ワクチン用に培養したウイルスでは、遺伝子配列が大きく異なっていたという。卵を使って培養すると、その工程で変質することが知られており、昨シーズンのウイルスは特に大きく変質したことで効果が下がったと同研究所はみている。

●ワクチンには予防効果がない

その一方で、東京都内で内科医を開業する医師は、ワクチンそのものに疑問を投げかけている。

「世界保健機関(WHO)のホームページを見ても、『ワクチンで、インフルエンザ感染の予防はできない。また有効とするデータもない』と書いてあります。そもそも、インフルエンザはA香港型、Aソ連型、B型などと分類しますが、同じ型であってもウイルスは細かく変異を続けているため、ぴったりと当てはまる型のウイルスを事前につくり出すことは事実上不可能です」(内科医)

つまり、流行するウイルスの型を正確に予測することはできないのに、ワクチンを製造して希望者に接種しているということになる。

「インフルエンザ予防にはワクチンが有効だと考えている人は多いですが、はっきり言って妄想です」(同)

ではなぜ、効果がないにもかかわらず、ワクチン接種が定着しているのだろうか。その理由について前出の内科医は次のように述べる。

「ワクチンは毎年約3000万本製造されています。また、巨額の税金をつぎ込み、輸入もしています。5年前、国内の在庫が足りずに慌てて輸入したところ、ワクチンが届くころにはインフルエンザが終息し、大量の在庫を抱えたことがありました。毎年一定量のワクチンを使用することで、備蓄量をコントロールしたいとの政府の思惑も働いていると考えられます。また、インフルエンザがはやる季節には、ワクチンだけで小さな病院でも数百万円、大病院では数千万円の利益になります。病院にとってワクチンは安定収入を得る手段になっているのです」

国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)の疫学部感染症室長を務めたこともある医師の母里啓子氏は、著作『インフルエンザワクチンは打たないで』(双葉社)の中で、衛生研究所の調査によると予防効果はないと断言している。一部の医師は20~30%は予防効果があると主張しているが、母里氏はそれすらも否定しているのだ。また、老人ホームで行った調査で、50~60%重症化を防ぐ効果があったとするデータがあり、それをワクチン接種の意義と唱える医師も多いが、母里氏は脳症などの重症化を防ぐ効果はまったくないと述べている。

つまり、ワクチンを打つことの是非は意見が分かれるところだが、予防効果には多少疑問がある。それどころか、毎年ワクチンの副作用によって死者も出ている。惰性で接種するのではなく、熟慮の上で判断するようお勧めしたい。

2015-01-20_191938衝突すれば地球に甚大な被害をもたらす小惑星が26日、地球に最接近することが19日までに明らかになった。この小惑星は大きさが500メートルで、2013年2月、ロシア南部チェリャビンスク州周辺に落下し、甚大な被害をもたらした隕石(いんせき)の約30倍の大きさにあたる。衝突すれば間違いなく地球に大きな影響を与えるはずだが、米航空宇宙局(NASA)によると、衝突の危険性はないという。NASAでは、アマチュアの天文学研究家らに「壮大な宇宙ショーを小型望遠鏡などで楽しんでほしい」と呼びかけている。

この小惑星は、米東部時間26日の午後2時半(日本時間27日午前4時半)から、ネットでも視聴可能。時速5万6300キロで地球から120万キロメートルの地点を通過するという。この距離は地球から月までの距離の約3.1倍で相当遠いように思えるが、天文学的な視点でみると、地球と極めて近い距離を通過する小惑星となる。

2013年にロシア南部チェリャビンスク州周辺に隕石が落下した際には、隕石が超音速で大気を通過する途中で分裂して大きな衝撃波を生み出したため、約7200棟の建物が破損し、約1500人が割れた建物のガラス片などでけがをした。その30倍の大きさがある「2004 BL86」がもしも地球に衝突すれば、チェリャビンスク州周辺の被害とは比較にならない深刻な被害が想定される。

2015-01-16_144050米航空宇宙局(NASA)は15日、2006年に打ち上げた無人探査機「ニューホライズンズ」が冥王星に近づき、史上初の探査機による観測を始めると発表した。
今年7月中旬には約9600キロまで接近し、なぞが多い大気の組成や地形などを詳しく調べる。

探査機の管制を担当するジョンズ・ホプキンス大応用物理研究所によると、探査機は15日現在、地球から約48億キロ離れ、冥王星まで約2億キロの位置を秒速15キロで移動中。
25日から冥王星の撮影などを始めるが、本格的な観測は距離が近づく今春以降になる。

探査機は省エネのため休眠状態を繰り返し、9年がかりで到達した。冥王星は過去に探査機で調べられたことがなく、実態がよくわかっていない。
太陽系の9番目の惑星とされてきたが、06年に国際天文学連合による定義の見直しで準惑星に区分された。
今回は冥王星の衛星カロンも調べるほか、多数の小天体が集まる「エッジワース・カイパーベルト」の探査も行う予定。望遠鏡による観測では得られない、太陽系の形成過程の解明などに役立つデータ収集も期待される。

Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム「Global Research and Analysis Team(グレート)」は、オンラインバンキングシステムとその利用者に重大な被害を及ぼすマルウェア「Chthonic(ソニック)」を発見した。主な標的は、英国、スペイン、米国、ロシア、日本、イタリアの金融機関で、これまでに15か国・150以上の銀行と20の決済システムへの攻撃が判明している。

Chthonicは、悪名高いトロイの木馬「Zeus」が進化したもの。感染したコンピューターから、オンラインバンキングで使用する認証情報を盗み出すだけでなく、感染したコンピューターを遠隔操作して、不正に金銭取引きを実行することもできる。主な攻撃は、ウェブインジェクションを利用するもので、感染したコンピューターのブラウザーで金融機関の正規のページがロードされる際に、Chthonicのコードや画像を埋め込み、利用者が入力するログインIDやパスワード、ワンタイムパスワード、暗証番号などの認証情報を搾取する。

日本では、銀行の正規のページに掲載されているセキュリティー警告メッセージを非表示にし、攻撃者が利用者の口座から不正に金銭取引きを行うためのスクリプトを埋め込む例を確認した。また、あるロシアの銀行の例では、感染したコンピューターのユーザーがオンラインバンキングのページを開くと、銀行の正規のページと同じサイズのフィッシングページが表示されるようになっていた。

攻撃された金融機関がドメインやウェブページの構造を改良したことで、これまでのところ、Chthonicがウェブインジェクション攻撃に使用するコードの大半は機能しなくなっている。

2015-01-13_124136文部科学省は13日、南極観測船しらせ(1万2650トン)が昭和基地沖に接岸したと発表した。昭和基地周辺は積雪の影響で近年は氷が厚くなっており、接岸を断念する年もあったが、2年連続で成功した。
文科省によると、第56次南極観測隊のしらせは、日本時間の12日午後8時すぎに昭和基地沖に到着した。昨年12月29日から南極海で厚さ6メートルの氷を割りながら前進した。
昨年、3年ぶりに接岸に成功したが、昭和基地からの帰路に一時座礁するトラブルがあった。

=しらせ (JMSDF AGB SHIRASE (Second) class)=
文部科学省国立極地研究所の南極地域観測隊の輸送・研究任務のために建造された南極観測船。建造費は文部科学省の予算から支出され、艦の運用は海上自衛隊により行われている。艦番号AGB-5003。初代「しらせ」後継艦として2009年に就役した。

■NASA、火星で生命の痕跡探し

2015-01-12_123253NASAの火星探査機「キュリオシティ」(NASA/JPL-Caltech/MSSS提供)

火星で活躍中の米航空宇宙局(NASA)の探査車「キュリオシティ」は今年、最大の狙いである生命の痕跡探しでクライマックスを迎えるかもしれない。

2012年に着陸して以来、移動しながら探査を続けていたが、昨年9月に長期的な主目的地であるシャープ山のふもとに到着、調査しながら山を登り始めた。この山はキュリオシティが着陸したゲール・クレーターの中央に位置し、地層が露出しているところがあるため火星の過去を調べるのに適している。昨年12月にはNASAが岩石中の有機物を初めて発見したと発表、大気中のメタン濃度が一時的に急上昇した観測結果も報告した。

すでに過去の火星に水があふれていた証拠も見つかっている。生命に欠かせない水と生命の材料である有機物の存在は生命誕生につながる可能性をうかがわせる。またメタンは岩石などの化学反応で発生する場合もあるが、微生物が活動して作ることもある。

今のところ状況証拠ばかりだが、今後の調査で生命のはっきりした痕跡が見つかるのではと期待が高まる。もし火星で地球外生命が初めて見つかれば科学史に残る大発見となるのはもちろんだが、宇宙には生命があふれているのか、地球型とは違った生命の形があるのか、地球の生命はもしかしたら火星から来たのかなど様々な謎に大きな手掛かりを与えてくれる。

■インド、アジア初の火星探査に成功

火星はまさに探査ラッシュのただ中にある。キュリオシティのほか、周回軌道も含め米国や欧州の探査機が観測中だったが、昨年9月には米国の新たな探査機「メイブン」とインドの探査機「マンガルヤーン」が相次ぎ周回軌道に到着した。インドはアジア初の火星探査に成功した。

さらに今後、米国は探査機「インサイト」を16年に打ち上げる予定。これは火星の地面を掘って地下の構造を調べるのが特徴だ。キュリオシティに続く新型の探査車の計画も進めている。欧州とロシアは共同で「エクソマーズ」という探査計画に取り組んでいる。16年と18年に打ち上げるもようで、探査車も送り込む予定。日本は探査機「のぞみ」が03年に軌道投入に失敗したが、新たな探査機や生命の調査手法について研究者の検討が活発になってきており、今後の具体化が期待されている。

■水星探査、JAXAと欧州宇宙機関が協力

惑星などの最近の探査状況

天体
探査状況

火星
米国の探査車「キュリオシティ」などや欧州の探査機が観測中に加え、米国の「メイブン」とインドの「マンガルヤーン」が昨年到着。米国の「インサイト」が2016年打ち上げ、欧州とロシアの「エクソマーズ」が16、18年打ち上げを計画

水星
日本と欧州の探査機「ベピコロンボ」が16年打ち上げ

金星
日本の探査機「あかつき」が今年、軌道投入再挑戦へ

木星
米国の探査機「ジュノー」が16年に木星到着

冥王星
(準惑星)
米国の探査機「ニューホライズンズ」が今年7月、冥王星に到着

セレス
(準惑星)
米国の探査機「ドーン」が今年3月、セレスに到着

小惑星
日本の探査機「はやぶさ2」が今年末ごろスイングバイで小惑星に向け飛行へ。米国の「オシリス・レックス」が16年打ち上げ

すい星
欧州の探査機「ロゼッタ」が観測中

金星では日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「あかつき」が10年に軌道投入に失敗していたが、挽回のチャンスが巡ってきた。11年に軌道を修正し、再び金星に接近する機会に備えていたが、今年、軌道投入に再挑戦する計画だ。成功すれば雲や雷などの観測が予定されている。

金星は太陽を回る軌道が地球の隣、大きさも地球に近いなどよく似ており、兄弟惑星のようなものとも言われる。だが、なぜか金星の今の姿は地球とはまったく異なる。二酸化酸素を主成分とする分厚い大気に包まれ、その温室効果によって非常に高温の世界であり、異常な強風が吹くなど謎の多い惑星だ。なぜ地球と違う道をたどったのかも含めて解明が待たれている。

太陽系の一番内側を回る水星にはJAXAと欧州宇宙機関(ESA)の共同による探査機「ベピコロンボ」が16年に打ち上げの予定だ。これは2機から成り、磁場や磁気の様子を観測する水星磁気圏探査機(MMO)をJAXA、地表などを観測する水星表面探査機(MPO)をESAが開発、両方の観測で水星の全貌を明らかにしようとしている。

■冥王星、9年前に打ち上げた探査機が接近

また今年の大きな話題になりそうなのは冥王星だ。9年前に打ち上げられたNASAの探査機「ニューホライズンズ」が今年7月に最接近する。冥王星はかつて太陽系第9惑星と呼ばれ、一番外側の惑星だったが、打ち上げのすぐ後で惑星の定義が変更になり、準惑星の分類になった。

名前が有名な割に探査は今回が初めて。望遠鏡でもよく見えないだけに表面の様子からして不明という謎が多い天体だ。準惑星ではほかにNASAの探査機「ドーン」が火星軌道外側にある小惑星帯でもっとも大きい「セレス」に今年3月到着する。ドーンは小惑星「ベスタ」を探査済みだ。

地球スイングバイをする「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏 提供)

小惑星探査は日本が得意な分野で、昨年12月に探査機「はやぶさ2」を打ち上げた。まだ地球近くを回っており、今年末ごろに地球の重力を利用して進行方向を変えるスイングバイという飛行をして、いよいよ目的の小惑星「1999JU3」に向けて旅立つ。到着は18年、小惑星の岩石片などを採取して地球に帰還するのは20年の予定だ。

天文分野では100億光年(1光年は光が1年間に進む距離)以上のかなたの銀河などをとらえている半面、同じ太陽系内の惑星や小惑星などについては案外知らないことが多かった。今後は長期的に火星の有人探査を目指す国際的な方向もあり、探査は活発化するとみられる。米国の宇宙ベンチャーやインドなど宇宙新興国の台頭でロケット打ち上げコストの低下も進み、探査機を送り出しやすくなると予想される。太陽系内の身近な謎の解明が加速しそうだ。

2015-01-09_151715災害や有事などの緊急時にすぐ打ち上げる「使い捨て」タイプの小型観測衛星の開発を、政府が来年度から本格的に検討することが分かった。

救助や情報収集に役立つ可能性があるという。

この衛星は「即応型小型衛星」と呼ばれ、政府の宇宙政策委員会が昨秋、公表した新たな「宇宙基本計画」素案で検討事項にしている。

縦、横、高さとも70センチ・メートル程度で、重さ100~150キロ・グラムの衛星をあらかじめ組み立てておき、緊急時にカメラなど必要な機器を積んで打ち上げる構想だ。

通常の衛星の半分程度となる地上200~300キロ・メートルを「低空飛行」し、詳しく観測する。この高度だと、1週間ほどで大気圏に突入して燃え尽きるという。

2015-01-06_120115東山動植物園(名古屋市千種区)は5日、インドネシア・スラウェシ島で採集し、飼育していたメダカが新種と判明したと発表し6日から公開する。
新種のメダカは体長約3センチ、尾びれの上下がオレンジ色で縁取られているのが特徴。
スラウェシ島のティウ湖で生息していたことから、「ティウメダカ」と名付けられた。
同園によると、世界で生息が確認されているメダカでは36番目の種になるという。

同園は、メダカの研究に力を入れており、2008年、インドネシアの大学の研究者らと協力して、ティウ湖でメダカ126匹を採集。同園に持ち帰り、繁殖に成功した。



その後、琉球大の熱帯生物圏研究センター(沖縄県)と共同で研究した結果、体の特徴などから新種と判明した。昨年12月には米国の科学雑誌に研究論文が掲載され、世界的にも認められた。
同園では、ティウメダカを含む27種のメダカを飼育している。

このアーカイブについて

このページには、2015年1月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2014年12月です。

次のアーカイブは2015年2月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カテゴリ

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.2.13