2014年11月アーカイブ

2014-11-30_0200273日に白いハナゴンドウが見つかったばかりの和歌山県太地町の沖合で28日、2頭目の白いハナゴンドウが捕獲された。

同町立くじらの博物館によると、全身の大半が白いハナゴンドウは極めて珍しく、同館は「専門の研究機関と連携し、相次いだ理由を探りたい」としている。

ハナゴンドウはクジラの仲間で、追い込み漁で捕獲された。28日に見つかった2頭目は雄(体長2・6メートル、重さ250キロ)で、全身が真っ白。
1頭目の雌(体長2・4メートル、重さ180キロ)は後頭部に本来の黒っぽい色が残っていた。

いずれも、目の色は本来の黒みを残しているため、同博物館は、遺伝子の突然変異の「アルビノ」ではなく、色素が減少して皮膚が白くなる「白変個体」の可能性が高いとみている。

宇宙空間に浮かべた太陽光パネルで発電し地球に送電する「宇宙太陽光発電」の実現に向けた産官学の取り組みが動き出す。
経済産業省や三菱電機などは12月、京都大学で電気を電波に変え無線で送る初の地上送電実験を始める。宇宙太陽光発電が実現するのは2040年代以降といわれているが、無線送電は離島への電力供給手法などとしても期待されており、実用化を急ぐ。

実験には宇宙システム開発利用推進機構、IHIエアロスペース(東京・江東)も参加する。
宇宙から地上への送電を模擬した小型の装置を作製。電気をマイクロ波に変換し、送電装置を使って約50メートル先に置いた受電アンテナに送る。

遠く離れた宇宙から送電するには、地上のアンテナまで正確に届けなければならない。12月5日から来年3月まで続ける今回の実験では、電波の進む方向を細かく制御できるかどうかや、電波から電気に無駄なく変換できるかどうかなどを調べる。

宇宙太陽光発電の実現に向けては、ロケットを使って宇宙に運ぶ機器類をより小さく、軽くしなければならない。いまの技術のままでは各機器が重く、原子力発電所や火力発電所並みの発電能力を持つ太陽光パネルを宇宙に浮かべるのに、打ち上げにかかるコストだけで1兆~2兆円と見積もられているからだ。

地上実験での成果をもとに、送電装置の重さを現在の4分の1程度まで軽量化する研究開発を本格化させる。

経産省は30年代後半に宇宙空間での送電実験にこぎ着け、40年代以降の実用化を目指す。実現に向けた具体的な工程表を来年度中にまとめる方針。

無線送電の技術は離島や山中への送電手段としても利用でき、電力会社などが研究を始めている。また電気自動車にケーブルを使わずに充電することも可能で、次世代インフラの基盤技術として期待も大きい。

1968年に米国の学者が提唱した宇宙太陽光発電の研究開発は、米、ロシア、中国なども取り組んでおり、ここ数年、競争が激しくなっている。日本政府は11月に発表した新しい宇宙基本計画案にも開発推進を盛り込んだ。

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機の打ち上げを、当初予定の30日から12月1日以降に延期すると発表した。

30日に悪天候が予想されるためで、ロケットやはやぶさ2に異常はない。予報では1日も悪天候の見通しで、打ち上げは2日以降にずれ込む可能性もある。

はやぶさ2計画の責任者を務める国中均・JAXA教授(54)らが28日、打ち上げ場所となる種子島宇宙センター(鹿児島県)で記者会見した。延期の理由として、30日は、雷の発生しやすい雲が、ロケットの進路にかかるとの見通しを示した。

ロケットに雷が落ちると、電子機器が故障する恐れがある。雲の厚さは、打ち上げの安全基準(1・8キロ・メートル未満)を上回る6キロ・メートルと予測されている。

国中教授は「天候はどうしようもない。気持ちを引き締めて準備し、数日以内には打ち上げたい」と述べた。JAXAによると、はやぶさ2が、目的地の小惑星「1999JU3」と地球の間を効率よく往復するには、今回は12月9日までに打ち上げる必要がある。打ち上げを見送った場合は、来年以降、改めて適切な日程を検討する。

はやぶさ2は、小惑星の内部から岩石を採取し、地球に持ち帰ることを目指す。成功すれば、太陽系や生命の起源に迫る手がかりが得られると期待されている。

2014-11-26_101807宇宙航空研究開発機構(JAXA)は30日、小惑星探査機「はやぶさ2」を、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げる。時刻は午後1時24分48秒の予定。
小惑星イトカワの微粒子を地球に持ち帰った「はやぶさ」の後継機で、地球と火星の近くを回る別の小惑星に向かう。地下物質の採取を初めて試み、2020年に地球に持ち帰る計画だ。

初号機はやぶさは、小惑星で物質を採取し地球に持ち帰るという世界で初めてのミッションに取り組む「試験機」だった。はやぶさ2は、技術的な問題点や課題を洗い出して行われる本格的な探査が使命だ。

設計の大枠は初号機を踏襲しつつ、さまざまな改良を加えた。はやぶさで3台中2台が故障した姿勢制御装置を4台搭載。トラブルがあったイオンエンジンは、耐久性を向上させ、推力を増強した。

小惑星に到着するのは、2018年夏の予定だ。約1年半の滞在中、小型着陸機「ミネルバ2」などを着陸させて調べるほか、弾丸を発射して物質の採取を行う。はやぶさは表面の物質の採取にとどまったが、はやぶさ2は、表面の物質を2回採取するのに加えて、地下物質も1回採取する。

探査する小惑星1999JU3は、イトカワと違い、水と有機物を含んだ岩石とされている。科学責任者を務める名古屋大の渡辺誠一郎教授は「持ち帰られる物質の分析を通じて、水や有機物がどういう風に化学反応を起こして、鉱物がどういう風に関わって生命の準備が行われたか明らかにしたい」と話す。

採取した物質はカプセルに入れて、20年末に地球に落下させる。その後、軌道を変えて再び宇宙に向かう計画だが、行き先は決まっていない。

■地下物質の採取、ミッション多難
小惑星の地下物質を採取するのが、今回のミッション最大の目玉だ。初号機「はやぶさ」が持ち帰った微粒子の分析で、小惑星の表面は太陽の影響で変質していることがわかっており、地下物質はそうした影響を受けていないものがあると期待されている。

太陽の熱や風の影響を受けていない新鮮な物質を取り出すために、衝突装置の銅板を秒速2キロで小惑星の表面にぶつけ、人工的にクレーターをつくる。はやぶさ2は、衝突装置を分離したら、小惑星の裏側にいったん逃げる。その後、クレーターの近くに降り、新鮮な物質を集める計画だ。

衝突装置担当の佐伯孝尚JAXA助教は「人工クレーターをつくるのはかなり難しいミッション。小惑星の表面の状態はわからず、クレーターをつくる場所も着いてから決める」。(神田明美、小池竜太)

■究極の目標は「火星移住」

総責任者、国中均JAXA教授によると・・・

いまはロボットを宇宙に送り探検しているが、火星に人を送り込む、火星に住む、第2の地球にする、ということが究極の目標だと思っている。そこに至るまでに100年かかるかもしれない。足がかりが小惑星探査だ。
小惑星1999JU3は大変湿った有機物が含まれていると考えられている。地球の近くを通過する小惑星で、この型は珍しく、いまを逃すと軌道の関係で次の打ち上げチャンスは10年も先になる。短い期間で高度な探査機を作り込むのは難しいが、間に合わせることができた。
有人火星探査を考えたときに、どこか1国でできることではない。国際的な共同プロジェクトになるだろう。はやぶさ2でやろうとしていることが、世界に先駆けた知見と経験になる。

「BadUSB」と呼ぶ、情報セキュリティー上の新たな脅威が浮かび上がっている。パソコンやサーバーなどコンピューター本体ではなく、周辺機器を汚染させて悪事を働く今までにはなかった手口だ。いったいどんな危険があり、対策は可能なのか。今回はこの問題を考えてみたい。

■机の上に置かれたマウス、実は「汚染品」

すべてのパソコンが潜在的に抱えるセキュリティー上の脅威が見つかった。それが「BadUSB」

すべてのパソコンが潜在的に抱えるセキュリティー上の脅威が見つかった。それが「BadUSB」

BadUSBの存在がクローズアップされたのは今年8月。米国ラスベガスで開催した「ブラックハット」と呼ぶ情報セキュリティー関係者が集うカンファレンスで取り上げられ、問題の深刻さに関係者たちは騒然となった。2014年はサーバー機の大半が備えるコマンド入力ソフト「GNU Bash」の脆弱性が見つかり「パンドラの箱が開いた」といわれた。それ以上に深刻な問題が持ち上がったと個人的には分析している。

いったいどんな危険性があるのか。パソコンは単独ではなくキーボードやマウス、USBメモリーといった様々な周辺機器が接続されることが多い。BadUSBとは、こうした周辺機器に組み込まれているファームウエアと呼ぶプログラムを勝手に書き換え、パソコンを乗っ取るというものだ。USBを介して悪事を働く手口であることからこの名前が付いた。

機器が汚染されると、例えばキーボードなら攻撃者に都合のよいコマンドを勝手に入力させるなどが可能になる。マウスは利用者が操作する度にその様子を勝手に送信できるし、USBメモリーであればファイル保存時に勝手に内容を変更してしまうことも可能。ウイルス対策ソフトはパソコンやサーバーの中を守る思想で作られており、ケーブルや端子の先につながった周辺機器の動作が怪しいかまではチェックしてくれない。その隙を突くのである。

ファームウエアを書き換えることは意外に難しくない。最も簡単な方法が、攻撃者が周辺機器そのものをこっそり交換してしまう方法。最近は内部犯行によるサイバー犯罪が少なくなく、マウス程度なら故障を装って交換しても怪しまれにくい。情報を盗みたいパソコンの利用者の机の上に、ファームウエアを書き換えたマウスをさりげなく置いておけば、親切な誰かがプレゼントしてくれたと勘違いして勝手に使い始めるかもしれない。

別の方法も考えられる。メールの添付ファイルやホームページの改ざんなどで、ファームウエアを書き換えるウイルスを送りつけてパソコンを感染させてしまうやり方だ。周辺機器のファームウエアを入れ替えたらすぐさま自動消滅させれば、ウイルス対策ソフトにも見つかりにくい。典型的なサイバー攻撃に対する備えや侵入後の発見態勢は、個人でも企業でも確かに以前に比べて整った。ただ侵入そのものを100%止めることは不可能に近く、今後も難しいとされる。

困ったことに、機器のファームウエアが汚染されたかどうか見極める手段は皆無に等しく、発覚もしにくい。いままでの地道な努力が水の泡になるインパクトすらBadUSBは示したと言ってよい。

BadUSBによりファームウエアが個別に書き換えられる問題も大きいが、さらに関係者が今、最も恐れているのは、別なファームウエアが搭載された「汚れた周辺機器」が大量に世の中にばらまかれること、あるいは特定の組織を狙い納品物に仕込んでおくようなことだ。サイバー犯罪を狙った集団がメーカーを利用するかだますかして、消費者や企業・団体から情報を奪ったり攻撃したりするファームウエアを仕込んだマウスなどを生産したらどうなるか。

家電量販店などを通じて何千台、何万台と出回ったら、ウイルス対策ソフトをすり抜けて簡単に世界中のパソコンを攻撃できる状況が整うことになる。入力内容を盗み取る「キーロガー機能」を搭載したキーボードなら、さほど手間を掛けずにまんまと機密情報を知ることもできてしまう。場合によっては、著名ブランドの周辺機器工場の開発部門に外部から侵入し、開発環境を遠隔操作して汚れたファームウエアを仕込むかもしれない。

■IoTで脅威が爆発的に拡大

周辺機器の汚染は実はかなり以前から指摘されていた。ここに来てクローズアップされているのは、あらゆるものがつながる「モノのインターネット(IoT)」が急激に普及していることが大きい。最近は近距離無線通信「ブルートゥース」や無線LAN(Wi-Fi)などネットワーク越しにつなぐ機器が急増。これまでと比べものにならないほど様々な装置がプラグ・アンド・プレイ(「接続すればすぐ使える」の意)で簡単に使えるようになった。半面、攻撃されかねない周辺機器も増えてしまった。

繰り返しになるが、残念ながらBadUSB攻撃などUSBデバイスのファーム汚染に対する効果的な防御策は今のところ存在しない。もはやパソコンやサーバーなどを単体で守ればよい時代は終わり、周辺機器もソフトが動作する「コンピューター」の一つとの認識を持ち、新しい安全対策に取り組むしかない。まずは重要な部署で使われている周辺機器の管理から見直す必要がある。コスト減に悩んでいるからといって、安直に信頼置けない業者から生産過程のわからないマウスなどを大量購入してはならないのは自明だろう。

セキュリティー対策の原点に立ち返って、人間心理を操作して望んだ行動を取らせる「ソーシャルエンジニアリング」が行われにくい環境を整えているか、いま一度確かめることも大切だ。社員や清掃業者などにお金をつかませたり脅したりして、汚れた周辺機器が組織内に持ち込まれる恐れはないか。高度なセキュリティーを担保しなければならない部門なら、監視カメラの設置状況も含め確認するようにしたい。

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西本 逸郎(にしもと・いつろう) ラック 取締役CTO。北九州市出身。1986年ラック入社。2000年よりサイバーセキュリティー分野にて、新たな脅威に取り組んでいる。日本スマートフォンセキュリティ協会 事務局長、セキュリティ・キャンプ実施協議会 事務局長などを兼務。著書は「国・企業・メディアが決して語らないサイバー戦争の真実」(中経出版)

長野北部地震

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2014-11-23_211848長野県北部で22日午後10時8分ごろ、最大で震度6弱を観測した地震で、長野県警は23日、白馬村や長野市などで7人が重傷を負うなど計41人がけがをしたと発表した。死者・行方不明者はいなかった。県災害対策本部の午後2時半のまとめによると、全壊した住宅は白馬村で30棟、小谷(おたり)村で4棟。。白馬村の午後6時現在のまとめによると、家屋43棟が全壊した。
気象庁は23日、、震源を精査し、震源の深さは5キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.7との暫定値を発表した。震源は白馬村。長野県は22日、白馬、小谷、小川の3村に災害救助法を適用した。
国の地震調査委員会(委員長、本蔵義守(ほんくら・よしもり)東京工業大名誉教授)は23日夜の記者会見で、今回の地震について「神城(かみしろ)断層」の一部の活動による可能性が高いと発表した。神城断層は本州中央部を南北に横切る国内最大級の活断層「糸魚川-静岡構造線断層帯」の北端にあたる。気象庁によると、小谷村や長野市などの断層上で余震を断続的に観測。22日に震度5弱~1が計22回、23日も午後8時現在で震度3~1が計47回あった。同庁は今後1週間に震度5強程度の余震の恐れがあるとして警戒を呼びかけている。
県警によると、重傷者は白馬村4人▽長野市2人▽松川村1人--の計7人。うち少なくとも3人は倒れた家具の下敷きになり腰や足を骨折したという。震度5強を観測した白馬村では倒壊した民家7軒に計26人が閉じ込められ、1人が両脚をやけどする重傷を負ったものの全員が救助された
また、白馬村は2地区の計25世帯60人に避難指示、小谷村は31世帯69人に避難勧告を出した。小谷村では10カ所に346人、白馬村では2カ所に90人、小川村でも2カ所に16人が一時、自主避難した。土砂崩落などの影響で小谷村滝の平地区の3世帯8人が孤立したが、23日午前8時過ぎに全員救助された。
道路は、路面陥没などの影響で県道12カ所が一時通行止めに。白馬村や小谷村、長野市の少なくとも4カ所で土砂崩れが発生しているとみられ、国道148号なども通行止めになっている。信濃町の道路では約50センチの隆起が確認された。
JR東日本によると、東北、上越、長野各新幹線が運転を見合わせたが、23日始発から運転を再開。大糸線は小谷村の土砂崩れで線路が寸断されたため一部区間で運休になり、復旧のめどは立っていない。
一方、大町市や白馬村で一時、最大計約700戸が停電。長野市や白馬村、小川村などでは計800戸以上が断水し、県からの要請に基づき、自衛隊などが給水支援を行っている。
気象庁は23日、今回の地震で震度5強以上を観測した5市町村の大雨警報や注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げて運用し始めた。地震で地盤が緩くなっており、大雨が降れば土砂災害が起きる可能性が高く、早めに警戒を呼びかける必要があるためで、数カ月間はこの暫定基準で運用する方針。

2014-11-23_123541文部科学省は20日、観測態勢を強化し、重点的に研究を進める火山として、9月に噴火した御嶽山(長野・岐阜県)や、最近火山活動が活発化している蔵王山(宮城・山形県)など9火山を追加する案をまとめ、火山学者らの専門家会合に示した。

すでに選定済みの富士山など16火山を含め、重点研究の対象は25火山になる。近く正式決定する。

文科省は9火山に、火山ガスや地熱などを調べる装置を新設して、噴火の兆候をつかみたいとしている。

気象庁は、防災対策が必要な全国の47火山を24時間体制の監視対象としており、火山噴火予知連絡会は、これに近年、火山活動が活発化している八甲田山(青森県)、十和田(青森・秋田県)、弥陀ヶ原(富山・長野県)の3火山を追加することで合意している。

2014-11-18_122922動画投稿サイト「ユーチューブ」の人気動画に偽の広告を仕掛け、ウイルスを仕込んだサイトに誘導して感染させる手口が相次いでいる。
偽広告はクリックするまで本物の広告との違いが分からないようになっており、情報セキュリティー会社は注意を呼び掛けている。

ユーチューブでの再生回数が1100万回を超える米国の人気バンドのミュージックビデオ。
偽広告は、動画再生中にバンドのDVD販売などをうたうバナー広告などとして現れ、利用者が偽広告をクリックすると、ポーランド政府の公式ウェブサイトに見せかけた画面が表示される。
実際にはオランダに設置された二つのサーバーを経由して米国のサーバーに接続し、動画を見ていたパソコンにウイルスが送り込まれる仕組みになっていた。

トレンドマイクロによると、この偽広告により10月上旬までの約1か月間で、同社が確認できただけで米国で約11万3000件、日本国内でも約4000件のパソコンでウイルスが検知された。

2014-11-14_133904欧州宇宙機関(ESA)は13日、彗星探査機「ロゼッタ」の着陸用小型機が「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」の表面で2回、バウンドして着陸した可能性があると発表した。
機体を彗星に固定する装置がうまく作動しなかったとみられる。小型機は着陸後、岩の塊のような彗星表面の様子を撮影した画像を送ってきた。
小型機は縦、横、高さ各約1メートル。ESAによるとロゼッタから放出されて約7時間後の13日未明、秒速約18キロ・メートルで公転する彗星の表面に着いた。
小型機のデータによると、着地の記録が3回あったという。最初の着地から3回目まで約2時間かかっており、重力がほとんどない状態で、大きく跳ね上がった可能性があるという。
彗星すいせい探査機「ロゼッタ」から放出された小型機による「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」への初の着陸で、欧州宇宙機関(ESA)は13日未明(日本時間)、着陸直前の彗星表面の鮮明な画像を公開した。
ちりや氷などでできている彗星は一般に「汚れた雪だるま」と言われるが、画像にはクレーターのようなくぼ地や、岩山のようなゴツゴツした地形が写っている。
小型機(縦、横、高さ各約1メートル)は約7時間かけて、長さ最大約4キロ・メートルの彗星に降下。画像は、降下途中の高度約3キロ・メートルから彗星の表面を撮影したものだ。また、小型機は着陸時に機体を固定する装置が作動せず、バウンドした可能性があるという。
計画では、小型機は彗星表面をドリルで掘るなどして彗星を作る物質を調べる。

=2014-11-19=
欧州宇宙機関(ESA)の彗星すいせい探査機「ロゼッタ」の小型着陸機が降下した彗星で、有機物が検出されたと、小型着陸機を管制するドイツ航空宇宙センターが発表した。
彗星から噴き出たちりから有機物が見つかった例はあるが、今回は初めて彗星の地表付近の気体から検出された。彗星は惑星をつくる原材料と考えられている。有機物は生命体を構成する材料になり得るため、その種類が分かれば、生命の起源を探る手がかりが得られる可能性がある。
小型着陸機「フィラエ」は13日未明に「チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星」に着陸したが、15日に内蔵電池が切れて休眠状態になった。しかし、この間に地表付近の初期観測は終えており、ロゼッタ経由でデータを地球に送信した。解析の結果、彗星の地表付近にわずかに存在する濃度の薄い気体から有機物が検出された。センターで有機物の種類を分析している。
過去の観測では、米航空宇宙局(NASA)の探査機「スターダスト」が2006年に持ち帰った「ビルト2彗星」のちりから、アミノ酸が見つかっている。

2014-11-06_204738オーストラリア原産で、毒を持つ「セアカゴケグモ」が国内で生息域を広げている。今年9月末には東京都内で初めて見つかり、これで南は沖縄から北は岩手まで全国35都府県で確認されたことになる。かまれる被害も相次ぐやっかいなクモはどこに潜み、遭遇したらどう対処すればいいのか。
「最も特徴的なのは、体全体が真っ黒で、背中部分に真っ赤な矢印のような模様があるところ。こうした見た目を持つクモは他に国内にはいないので、比較的分かりやすいですよ」。
セアカゴケグモの見分け方を説明するのは、国立環境研究所生物・生態系環境研究センター主席研究員の五箇(ごか)公一さんだ。
セアカゴケグモは、体が大きい雌でも体長1〜1・5センチ程度とあまり大きくなく、赤い矢印がある体の部分は丸い。「ゴキブリのように素早い動きもしません」というから、それほど脅威を感じない気もするが、注意すべきはその毒だ。
セアカゴケグモが持つのは『α−ラトロトキシン』という神経毒で毒性は非常に強く、(量でなく)成分としてはキングコブラよりも強い。
国内では1995年に大阪府高石市で初めて見つかった。
国は、人の命に関わる被害があるとして特定外来生物に指定し、生きたまま持ち込んだり飼育したりすることを禁じているにもかかわらずその拡大は止まらない。
西日本から東日本へと広がり、昨年は岩手、福島、千葉の各県で初めて確認され、今年に入ってからは金沢市や東京都三鷹市、江東区などで発見が相次いでいる。

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