2013年9月アーカイブ

10月から自動車保険が変わる。保険金を受け取った場合は翌年から3年間、より割高な保険料となる等級制度を開始。従来に比べ事故後の保険料の負担が重くなる。どんなに注意を払っても事故は完全に避けることは難しい。制度を踏まえて保険を見直す必要がある。

■リスクで等級付け

大手損保の制度改定は昨年10月。1年間の周知期間を経て、大手損保では今年10月以降に契約を更新する顧客は順次、新しい保険料を適用する。前年度に保険金を受け取った顧客に対し、大幅な値上げになることは予告済み。それでも契約更新の知らせを見て「値上げ幅に驚く人は多いはず」とみる。

大幅値上げの根拠となったのは新しい等級制度だ。等級は被保険者一人ひとりが事故の履歴に応じて持つ事故を起こすリスクの大きさを示すといえる。保険料は基準となる金額に等級ごとに設定した割引率を適用して算出する。等級が高いほど事故を起こしにくく「その分保険料を安くするという考え方」(三井住友海上火災保険)だ。

等級は通常6等級からスタートし、1年間の無事故につき1つずつ上がる(図A)。等級が大きいほど割引率が大きくなる仕組みで、上限は20等級だ。逆に車同士の衝突などの事故で保険金を受け取ると3等級下がる。火災や洪水など一部のケースでは1等級下がり、事故にあっても保険を使わなければ「無事故」扱いとなる。


新制度では従来、等級ごとに1つだけだった割引率を「無事故」「事故あり」の2種類にする。事故で保険金を受け取ると3等級下がったうえで、翌年から3年間、より割引率が低い「事故あり」を適用する。その後3年間無事故なら無事故の割引率に戻る。

2種類の割引率を用意したのは、同じ等級なら統計的に「直近に事故を起こした人は無事故の人より再び起こしやすい」(東京海上日動火災保険)ためだ。リスクに合わせた保険料の増額分を3年間で支払うというのが新制度の特徴だ。

実際、事故の有無で保険料はどの程度違うのだろう。ある大手損保の試算によると、17等級で年5万6000円の保険料を払っていた人がその後3年間無事故だった場合保険料は合計15万1000円。事故を起こして保険料を受け取った場合の保険料は合計24万7000円と9万6000円の差になる(図B)。
保険代理店によると、「従来は事故後の負担増は3年で4万~6万円の例が多かったが、今後は10万円を超すケースが増える」とみる。事故後の保険料負担が重くなった結果、増えるとみられるのが事故に遭っても保険金をもらわない方が得になるケースだ。図Bの場合、事故の損害が9万6000円未満で今後3年間は事故に遭わないと考えれば保険金を受け取らない方が得だ。

事故に遭った場合、保険を使うべきかどうかの手掛かりは保険会社や代理店から提供される。損害保険ジャパンなど大手では契約者に保険金を支払う前に、文書で翌年以降の保険料を示すのを原則にしている。直販の損保でも電話で説明したり、問い合わせに対応しているので、よく確認したい。

もっとも、損害が大きい場合などは保険を使わざるを得ず、保険料は大幅に上がる。日ごろから必要に応じて補償内容を見直し、保険料を抑えておけば慌てる必要はなく、長い目でみれば家計の負担を抑えることも可能だ。

■免責額設定で減額

自動車の保険は自分と相手のケガなどに対する補償と車やモノに対する補償をそれぞれ設定するのが基本。ただ相手のケガや車、自分や同乗者に対する補償を減らす余地は小さく、保険料の抑制も限られる。一方で自分の車の修理代を補償する車両保険は保険料に占める割合が大きく、選択肢も多い。

どんな事故でもカバーする「一般車両保険」で契約すれば修理代の心配はいらないが、保険料は高い。そこで積極的に検討したいのが免責額(自己負担額)の設定だ。

 

免責額とは事故を起こしたときに自分が負担する金額を示す。例えば10万円の免責を設定し、修理費が50万円かかった場合、10万円を自分で払い、保険金40万円を受け取る。一定額までは常に自己負担だがそれ以上の負担はない。大手損保の試算によれば、10万円の設定で「一般車両保険」に比べ保険料が3割近く下がることがある。

運転技術に自信はあるが、相手のある事故には備えたい場合は車同士の事故や災害などに限定する「車対車+A」や「エコノミー」契約も選択肢だ。自損事故などは補償の対象外だが免責の設定以上に保険料が下がることもある。

最も効果が大きいのは車両保険を外すことだ。小さな傷なら直さない、修理代がかさむなら買い替えると決めているなら問題は小さいだろう。ただし自損事故や衝突事故での自分の過失分は全額自己負担になるので気を付けたい。

2013-09-29_155532_2日本から密搬入された浮石寺(プソクサ)の仏像に関連した劉震竜(ユ・ジンリョン)文化体育観光部長官の発言が議論を起こしている。27日に日本の下村博文文部科学相と会った劉長官が「浮石寺の観世音菩薩坐像を日本に返還する」と明らかにしたというのが日本のメディアが伝える内容だ。このような報道に怨み声があふれた。「文化体育観光部長官が倭寇に略奪された文化財をどうして返すというのか」という批判論が優勢だ。波紋が大きくなると劉長官は28日に発言の真意が歪曲されたと釈明した。「合理的で理性的に国際規約を順守しなければならないという点を再確認したもの」という説明だった。
  問題の仏像は1330年ごろに作られ浮石寺に安置され、対馬の観音寺に移されていたものだった。流出経路ははっきりしないが、1370年ごろこの地域に出没した倭寇が強奪して行ったものと推定される。この仏像を昨年10月に韓国人窃盗犯が盗み出した後、韓国に搬入して発覚した。  
  日本側はすぐに返還するよう騒いでいる。韓国ではもともと韓国所有だったものをなぜ返すのかとの反発が強い。2月に大田(テジョン)地裁は、「日本が正当に持ち出したという証拠がない限り返してはならない」とし、仏像返還を防いでほしいという浮石寺の仮処分申し立てを認めた。こうした状況で日本メディアの報道通りに劉長官2013-09-29_155643_2が性急に仏像返還を約束したとすればこれは間違いだ。韓国の司法の判断を長官が予断するものではないか。
  しかしいくら流出文化財でもこうした形で還収するのが正しいのかは落ち着いて考えなければならない。略奪されたものだから窃盗行為の盗品として戻ってきてもいいという考え方はグローバルな視点から見て潔くも穏当でもない。文化財返還と関連しては1970年にユネスコで決議された「文化財不法搬出入と所有権譲渡禁止と予防に関する協約」が最も代表的な国際条約だ。この条約は所在国の公式許可なく文化財を持ち出せば不法搬出と規定している。問題はこの協約が遡及適用を禁じているというところにある。くやしいがこの原則を適用する場合、浮石寺の仏像は不法搬出と見なされ日本に返すのが正しい。留意すべき点は、仏像返還時に強奪文化財を還収する契機になれるという点だ。そうするためには国際規範により対応することが必須だ。日本の良心にも訴える契機を作ることができる。
  国立文化財研究所によると現在海外流出文化財は15万点に達する。このうち6万6000点余りが日本にあるという。日本も強奪した韓国の文化財を最初から戻さないというのではない。2010年に朝鮮王室儀軌をはじめとする1200点を返還したことがある。韓国の文化財返還を本格化する状況で仏像1点点にあまりに執着するのは望ましくない。時間がかかっても理性的で合法的な方式に従うのが潔く正しく返還される道だ。短い実利と長い国益の間の選択だ。(中央SUNDAY第342号)

2013-09-25_141204_3最近各地のヒガンバナ自生地に白花ヒガンバナが見られるようになった。
白花ヒガンバナはヒガンバナの所謂アルビノではなく、異種の自然交雑種で繁殖力が旺盛で、ヒガンバナを駆逐するかのような気配さえあり、生態系に影響を及ぼすのではないかと危惧されている。

=
リコリス アルビフローラ=
(学名)Lycoris albiflora Koidz.
(英名)Cluster-Amaryllis
(和名)シロバナヒガンバナ(白花彼岸花)、シロバナマンジュシャゲ(白花曼珠沙華・白花曼殊沙華)
ヒガンバナ科ヒガンバナ属(リコリス属)
多年草(耐寒性球根植物)・・・東北以南
開花期:9~10月
出葉期:10~翌年5月
原産地:中国、台湾、沖縄、九州
白花彼岸花は、中国原産のヒガンバナ(支那彼岸花)の赤花種二倍体変種(Lycoris radiata var. pumila hort.)と中国・ビルマ・日本南部に自生する黄花種のショウキズイセン(鍾馗水仙 )(Lycoris aurea (L'Her.) Herb.)との自然交雑から生まれたそうです。
白花と言っても、完全な白ではなく、黄色やピンクが混ざる変異があるとのこと。それは、ショウキズイセンが何種類かに分かれていて、これらの組み合わせによって純白種や色の付いたものが出て来るのではないかと思われているようです。
白色のものを Lycoris elsiae、ピンクが混ざるものを Lycoris houdyshelii とする見解もあるそうです。

2013-09-04_125713_2 倉敷市加須山の倉敷川沿いに県内で唯一自生するミズアオイが、十数株を残して姿を消した。昨年に続くヌートリアの侵入に加え、葉や茎にはバッタとみられる食害の痕跡もあった。次々と現れる“敵”によって毎年のように危機にひんしており、関係者は頭を悩ませている。

ミズアオイは池や水田などに生え、3センチほどの小さな青紫色の花を咲かせる一年草。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に分類され、同市立自然史博物館友の会のメンバーらが保護活動を続けている。

同会の榎本敬会長(67)によると、今季は約千株が育ち、6月上旬から順次花を咲かせ、株の数から相当な数が期待されていた。ところが7月中旬、約60センチに成長した茎がヌートリアに根元からかじられ、水面に浮かんでいるのが見つかった。 2013-09-04_125628_2

8月上旬には、残った株の大半も葉と茎が食べられているのを発見。痕跡や過去の被害状況などから、オンブバッタ、ハネナガイナゴによる食害とみられる。

ヌートリアの被害は10年以上前から確認されており、市は2003年から10年まで捕獲用のわなを設置。昨年は自生地の周りに設けたトタン製の防護柵の下から侵入し、ミズアオイが全滅した。今年はトタンを二重にして潜り込めないよう対策を施したが、柵を越えて侵入したらしい。

2013-09-03_165258_2 美作国(みまさかのくに)建国1300年記念のメーン事業の一つ、「美作国theミステリー」のために美作市在住の作家あさのあつこさんが書き下ろした「美作は謎に満ちて」の配布が7日に始まる。推理小説を手に読者が美作地域を訪れ、謎解きに挑むイベント。作州路の名所旧跡に潜む秘密を解いて名探偵となれるか―。

ロケハンで美作地域全10市町村を訪れるなど、あさのさんが約1年かけて執筆した労作は、兄の転落死の真相を主人公の女性が探るストーリー。本の中では真犯人が明かされず、現地を巡らないと分からない仕組みになっている。

小説(縦15センチ、横10センチ、109ページ)は2万冊作っており、岡山県内のサークルKサンクス全136店と津山信用金庫の本支店全15店、10市町村の役場・支所で無料配布するほか、県内全73公立図書館でも貸し出される。7日から美作国建国1300年記念事業実行委員会の公式ホームページ(HP)からダウンロードして読むこともできる。
http://www.mimasaka1300.org/

小説に付いている応募はがきか官製はがきに犯人の名前とその根拠を記入して応募(14日?来年2月28日)すれば、正解者には抽選でデジタルカメラや10市町村の特産品が当たる。正解は来年3月3日、公式HPで発表。

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