2011年10月アーカイブ

 東京都教職員組合(都教組)が今夏の中学校教科書採択にあたり、教員向けに各教科書を比較検討した資料の中で、日本固有の領土である竹島について「日本領と言える歴史的な根拠はない」と、日本政府の見解を否定していたことが27日、分かった。公教育の現場で誤った領土認識が教えられている疑いがある。

 この資料は都教組が今年6月に発行した「2012年度版中学校新教科書検討資料」。問題の内容は地理分野の教科書4社分を検討する中で書かれた。4社の教科書とも、竹島が日本固有の領土であることを記述している。

 しかし、資料では、「もし、この記述通り『竹島は日本固有の領土』『韓国が不法に占拠』という政府の一方的な見解を学校で教えることになれば、『感情的なナショナリズム』を子供たちに植えつけることにもなりかねない」と懸念。

 その上で「竹島は尖閣諸島や北方四島と違い、『日本固有の領土』と言える歴史的な根拠はない」と断定している。

 竹島をめぐっては、平成20年の中学社会科の新学習指導要領解説書で、「北方領土と同様にわが国の領土・領域について理解を深めさせることも必要」と明記しており、来春から使われる地理の全教科書が取り上げている。

 また、資料では、「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育鵬社の歴史・公民教科書について「歴史歪(わい)曲(きょく)、憲法敵視」とし、「子供たちの手に渡さない取り組みを強化しなければならない」と呼びかけていた。

 教科書の採択権は各教育委員会にあるが、現場の教員が各教科書の特色などを調査した結果を参考に採択される。都教組では、資料によって組合の意向を採択に反映させる狙いがあったとみられる。

 百地章日大教授(憲法学)は「教育基本法に基づく学習指導要領を無視し、自分たちのイデオロギーを採択に反映させようとするもので、教育への不当な支配にあたり同法違反の疑いがある」と指摘している。

 都教組は産経新聞の取材に対し「竹島についての記述は日本政府の見解だけでなく、相手国にも意見があることを子供たちに教える必要があるという意味で書いたもの」としている。

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 東京都教職員組合(都教組)が教員向けに作成した各教科書の比較検討資料は、日本政府の見解である竹島の日本領を根拠なく否定するなど、反政府的な組合のイデオロギーを採択に反映させ、子供たちに押し付けようとするものだ。

 教科書の採択権は各教育委員会にあるが、かつては「学校票方式」と呼ばれる教職員の投票によって採択されるケースがあったため、文部科学省は平成2年に各都道府県教委を指導。

 だが、その後も教員が各社の特色などを調査する段階で、採択させたい教科書を実質的に絞り込み、各教委が追認するという「採択権の形骸化」が横行。文科省が採択のたびに是正指導してきた経緯がある。

 育鵬社の公民教科書採択をめぐって混乱が続く沖縄県の八重山採択地区でも、露骨な絞り込みを是正しようとした動きに対し、「教員の意向を尊重すべきだ」と訴える組合側の反発が問題の一因となった。

 今回明らかになった検討資料は、育鵬社の不採択を呼び掛けるなどしており、教科書を絞り込む判断材料の一つになっている。
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 「教科書を実際に使う教員の意向を尊重すべきだ」という組合側の主張は一部には聞こえはよいのだろうが、公教育の現場で政府見解に反するイデオロギーが尊重されるという事態があってはならない。

動物園の人気者、パンダが竹をえさにすることはよく知られているが、それをどのように消化しているのかは、今まで大き謎とされてきたが、興味ある記事をCNNに見つけた。
2011-10-26_190915.jpg中国の動物学者がこのほど、パンダの腸内で消化を助けている微生物を特定した。
パンダが食べる竹の主成分は、セルロースと半セルロース。ところがパンダの消化器官は草食動物より肉食動物に近く、エネルギー源となるはずのこれらの成分を分解する酵素が存在しない。その代わり、分解能力のある微生物が腸内にすんでいるとの説が有力視されてきた。
この微生物を突き止めたのが、中国科学院の動物学者、魏輔文氏らの研究チームだ。
米科学アカデミー紀要に掲載された研究結果によると、魏氏らは野生や飼育中のパンダのふんを採取し、その中に現れる微生物の遺伝子5000種類以上を集めて、草食動物の腸内微生物と比較した。
この結果、パンダの腸内では、クロストリジウムと呼ばれるグループに近い細菌がセルロースなどを分解していることが分かったという。
魏氏によると、パンダはまれにネズミや子ジカを食べることもあるが、竹がえさの約99%を占め、1日に10~20キロも平らげて消化効率の悪さを補っている。腸内微生物のほかにも、大きな臼歯と強い咀嚼(そしゃく)筋を持ち、消化管内の粘液が多く、親指のような突起が発達していて物をうまくつかむことができるなど、竹を食べるのに適したさまざまな特徴が挙げられるという。

トヨタ自動車が、1回の充電で最長1000キロ走行できる電気自動車用2次電池(蓄電池)を開発した、と日本経済新聞が17日報じた。これは、現在開発されている電気自動車用2次電池の5倍の性能を有することになる。

 トヨタは東京工業大、高エネルギー加速器研究機構などと共同で、電気自動車の走行距離を最長1000キロまで増やせる2次電池の新製品を開発した。新たに開発した2次電池は「全固体電池」で、発火防止剤などを必要としないため、構造を簡素化できる。過熱すると火災につながりやすい液体式リチウムイオン電池の短所を克服したというわけだ。トヨタはこの電池を改良し、早ければ2015年、遅くとも20年ごろまでに実用化を目指す方針だ、と日本経済新聞は報じた。

 日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構は、電気自動車用の次世代型蓄電池の開発が活発化していることから、20年には蓄電池の製造コストを現在の5分の1または10分の1まで削減できるものとみている。

 日本ではトヨタのほか、マツダが電池の容量を2倍に増やした電極材料を、NECは寿命が20年程度の住宅用リチウムイオン2次電池を開発した。なお、現在実用化されている日産の電気自動車「リーフ」は、1回の充電で160キロ走行できる。

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