2011年3月アーカイブ

スーパームーン

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3月19日、19年ぶりに月が地球に最接近した。その距離は約35万6577キロメートル。
superbigmoon2.jpgこのような月の接近は『スーパームーン(supermoon)』と呼ばれており、世界のアマチュア科学者たちの間では、「地震や火山活動を引き起こす恐れあり」と話題になっている。
最大規模の接近は19年ぶりだが、一般的なスーパームーン現象は1955年、1974年、1992年、そして2005年に起きたとされている。
2004年12月に発生したスマトラ島沖地震(マグニチュード9.3)は、2005年1月に観測されたスーパームーンの2週間前に発生。1974年12月に発生し、オーストラリアのダーウィンを襲った「トレーシー台風」も、スーパームーンの時期と重なっている。
しかしながら、オーストラリアの天文学者デイビッド氏は「陰謀論者たちは、常に自然災害を利用したがる傾向にある。
地震や噴火には関係ないことだ」と釘をさしながらも、「地球は普通の規模より大きな満潮・干潮を観測するだろう」と語っている。
3月11日の大地震のわずか8日後にスーパームーンが起こったが、あまりのタイミングに、その因果関係を疑う人も数多い。偶然か必然か。その答えが科学的に証明されるにはまだ時間がかかりそうだ。

東京電力福島第1原発の敷地の土壌から、毒性の極めて強いプルトニウムが検出されたが、どんな意味があるのだろうか。
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 プルトニウムの特徴は。
 人体への影響が極めて大きいアルファ線を出し、呼吸などで体内に入ると骨や肺に沈着して、強い発がん性を帯びるため非常に厄介だ。同位体のうち、代表的なプルトニウム239の半減期は約2万4千年と非常に長く、体内に入ると放射線を出し続け、排出されにくい。核分裂を起こし膨大なエネルギーを出すため、核兵器の材料にもなる。
 アルファ線とは。
 透過力が弱く、空気中では3センチも進めず、水も通り抜けられない。しかし、人体に入ったときの影響力はヨウ素などから出るガンマ線の約20倍とも言われている。

 健康への影響は。
 今回検出されたうち、事故の影響と考えられるプルトニウム238の濃度は、2地点のうちの高い方で土壌1キロ当たり0・54ベクレル。東電は「通常の土壌中の濃度と同じ。人体に問題になるものではない」と説明している。経済産業省原子力安全・保安院や専門家も、ただちに健康に影響はないとの見解だ。

 どこまで放出されているのか。
 プルトニウムは重い元素であり、遠くには飛びにくいと考えられている。ただ、今回は原子炉建屋の外でも高濃度の放射性物質が検出されており、専門家は「動向をチェックすることが必要だ」と指摘。東電は今後も土壌を定期的に採取して調べるとしている。

 今回の事故でこれまでに検出されたヨウ素やセシウムとはどう違うのか。
 気体となって放出されるヨウ素やセシウムと違い、プルトニウムは沸点が約3232度と非常に高く、気体状になる前に溶け出したと考えられる。これは、損傷した燃料そのものが水に混ざって外に出ている可能性があることを意味し、より深刻な状況になったといえる。

 どこから出てきたのか。
 3号機ではプルトニウムにウランを混ぜた混合酸化物(MOX)を燃料にするプルサーマルを実施しているので、ここから出た可能性がある。ただ、プルトニウムは原子炉内でウラン燃料が中性子を吸収すると生成されるため、ほかの号機の燃料にも含まれている。現時点では出所の特定は難しい。

 今後の対策は。
 これ以上放出が続かないようにしなければならない。燃料が損傷するのを抑えるため、原子炉や使用済み燃料プールの冷却をこれまで以上に強化し、封じ込めることが求められる。

電波時計

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福島原発事故に関連して電波時計の電波が停波している。
view1.jpg-NICT記事から
福島県おおたかどや山標準電波送信所(40kHz)は停波中です。
3月12日19時46分、福島原発周辺地域に避難指示があったことを受け、おおたかどや山送信所の要員も地域外に退避しました。これに伴い、同送信所からの標準電波は送信を停止しています。
なお、はがね山標準電波送信所(60kHz)は通常通りの運用を行っています。
また、NICT本部(小金井市)で運用している日本標準時システムも正常に運用しています。計画停電の際にも自家発電機を使用して運用は継続されます。
なお、おおたかどや山標準電波送信所の運用停止期間中でも、はがね山標準電波送信所の電波が受信できる電波時計は正常に時刻合わせをすることができます。はがね山標準電波送信所の電波が受信できない地域、機種の電波時計は自動的な時刻合わせができなくなりますが、その間は通常の時計として機能しますので、すぐに時刻が大きくずれる
心配はありません。

電波時計
時間情報をのせてある標準電波を、時計のケースやバンドに内蔵された超高性能なアンテナで受信し、時刻を修正するのが電波時計です。電波時計の動作原理の概要を図1に示します。独立行政法人情報通信研究機構日本標準時グループ[http://jjy.nict.go.jp/](東京都小金井市)で約10台の原子時計によって創られた日本標準時と、福島県田村郡都路村と同双葉郡川内村境界の大鷹鳥谷山山頂付近にあるおおたかどや山標準電波送信所(認識符号:JJY、37°22′N、140°51′E)の原子時計(短波帯の送信所の廃止後に合計3台から6台へ増設されました。)は遠隔制御によって連動しています。送信所からの標準電波は、アンテナを通して受信機に伝わります。ここで増幅を行い、受信パルスをマイクロプロセッサーに送ります。マイクロプロセッサーでは時刻信号の解読を行い、モーターを通して正しい時刻を表示させます。

大根島の廃船

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松江市八束町(大根島)入江(にゅうこう)湾で廃船を見たのはかれこれ20年も前のことだったが、今月18日に道路の拡幅工事のために撤去されたと知ってなぜか懐かしく思えてインターネットなどで調べてみた。
撤去されたのは道路に近い一隻で、少し沖合の二隻はそのまま残されたということである。

水深の浅い中海に何故こんな大きな船が廃船になっているのは不思議な気がしていたが、その理が初めてわかった。
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(出典:まつえエコタウン)

山陰中央新報の記事から
 松江市八束町入江の中海に放置され、その風情が直木賞作家の村松友視さんの小説にも登場するなど、写真愛好家の格好の被写体にもなっていた廃船3隻のうち1隻が、18日までに撤去された。
県道美保関八束松江線の拡張工事の妨げになるため、島根県が判断した。朽ちた姿を見守ってきた廃船ファンは、名残惜しみながら最後の姿を見守った。
撤去された廃船は木造船で、全長23メートル、幅4・8メートル。35年ほど前、波よけとして地元住民が係留し、そのまま放置されたという。
 県は立ち退きを求めるため、昨夏から所有者を捜していたが見つからず、撤去を決めた。 業者がクレーンで船体を壊し、ダイバーが散らばった木片を回収。撤去費用は170万円。残る2隻は拡幅に支障がないため、現状のまま残す。
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50.jpg米国史上最悪の放射性物質漏えいとなった「スリーマイル島原発事故」は、1979年の発生から28日で32年を迎える。地元では事故の記憶が風化しかけていたが、東京電力福島第1原発の事故が起きたことで当時の恐怖感がよみがえっていた。住民たちは、1週間から10日で放射能汚染拡大の危機が収束したスリーマイル島事故よりも「状況はひどいのではないか」と語り、日本の被災者たちの苦しみや不安に思いをはせた。
(出典:Yahoo News)

仙台空港(左:震災前 右:震災後)
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仙台市荒浜周辺
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仙台市藤塚周辺
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名取市閖上周辺
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南相馬市鹿島周辺
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福島第一原子力発電所
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(出典:ABC News)

国際単位

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国際単位系(こくさいたんいけい、仏: Le Systeme International d'Unites, SI、英: The International System of Units、略称SI)は、十進法を原則とした最も普遍的な単位系である。略称SIはフランス語からきているが、これはメートル法がフランスの発案によるという歴史的経緯による。
国際単位系(SI)は、メートル条約に基づきメートル法のなかで広く使用されていたMKS単位系(長さの単位にメートル(m)、質量の単位にキログラム(kg)、時間の単位に秒(s)を用い、この3つの単位の組み合わせでいろいろな量の単位を表現していたもの)を拡張したもので、1954年の第10回国際度量衡総会(CGPM)で採択された。
現在では、世界のほとんどの国で合法的に使用でき、多くの国で使用することが義務づけられている。アメリカなど一部の国ではそれまで使用していた単位系の単位を使用することも認められている。
日本は、1885年(明治18年)にメートル条約に加入、1891年(明治24年)施行の度量衡法で尺貫法と併用することになり、1951年(昭和26年)施行の計量法で一部の例外を除きメートル法の使用が義務付けられた。1991年には日本工業規格(JIS)が完全に国際単位系準拠となり、JIS Z 8203(国際単位系(SI)及びその使い方)が規定された。
なお、国際単位系(SI)はメートル法が発展したものであるが、メートル法系の単位系の亜流として「工学単位系(重力単位系)」「CGS単位系」などがあり、これらを区別する必要がある。
(出典:ウキペディア)
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仏核安全局(ASN)のラコスト局長は14日の記者会見で、東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発の事故の深刻さについて、史上最悪とされる旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(1986年)ほどではないものの、米スリーマイル島原発事故(1979年)を上回るとの見方を示したとAFP通信が伝えた。(パリ発時事)
事故の深刻さを示す国際原子力事故評価尺度(INES)のレベルで、チェルノブイリ事故は最も重い「7」、スリーマイル島事故は「5」。
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2011-03-15_200819.jpg福島原発の事故についてDigitalGlobe社が衛星から撮影した画像を発表した。
On March 14, 2011 between 11:00 and 11:04 AM local time (02:00 and 02:04 GMT), DigitalGlobe’s constellation imaged
the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant twice--approximately 1 minute before (see page 5) and approximately 3
minutes after (see slides 6,7 & 8) an explosion at the No. 3 reactor building. This is the second major explosion seen at the
facility, following the explosion at the No. 1 reactor building on March 12, 2011 (see page 4).
2011-03-15_201002.jpg2011-03-15_201034.jpgjapan_earthquaketsu_fukushima_daiichiov_march14_2011_dg.jpg2011-03-15_200858.jpg2011-03-15_201058.jpg 
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米航空宇宙局が公開した日本の東北地方太平洋側沿岸の、東北地方太平洋沖地震の前の2月26日(左)と後の12日午前10時半(右)を並べた衛星写真。中央やや左の「flood」と書いてある地点まで津波の水が押し寄せた。(出典:AFP)
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関東・東北地方巨大地震は「東北地方太平洋沖地震」と命名された。
0312_P2.jpg日本のメディアから海外メディアの報道が途絶えているが、韓国中央日報は海外メディアの報道として以下のように伝えている。
<中央日報の記事から>
11日午後2時45分、日本三陸沖でマグニチュード8.9の地震が発生した。 米国地質調査局(USGS)によると、震源地は東京から北東側に243マイル離れた地点と推定される。 海外メディアは「今回の地震は2月にニュージーランド・クライストチャーチで発生した地震の30倍を超える規模」と伝えた。 
 今回の地震による被害規模はどの程度か。 08年5月に中国四川省で発生した地震はマグニチュード7.8だった。 当時の大地震で直接被害を受けた住民は1000万人にのぼると集計された。 中国国営新華社通信は「地震被害面積は6万5000平方キロメートル(韓国の66%)で、死者は5万人にのぼる」と報じた。
専門家はマグニチュード7.8の地震について、石造建物の崩壊、道路破損、橋梁崩壊、土砂崩れなど大規模な被害が発生しうる程度と説明した。 約6400人が死亡した1995年の阪神・淡路大震災(マグニチュード7.2)より強力で、24万人以上の死者を出した76年の中国唐山地震とほど同じ水準だ。 台湾中正大学地震研究所側は当時の地震を「原子爆弾251発が一度に爆発した程度の威力」と分析した。 
 08年6月にはマグニチュード7.2の地震が日本東北地方を襲った。 耐震化で死亡・行方不明者は22人、負傷者は233人だった。

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