2009年8月アーカイブ

--朝鮮日報電子版に掲載された記事の抜粋--
韓国で新型インフルエンザによる3人目の死亡者が出たころから、社会の至るところで一風変わった光景が見られるようになった。

 ソウル光化門の通信関連大手B社は、最近海外に出張した社員二人が新型インフルエンザにかかって帰ってきた。B社は二人に有給休暇を与え、彼らが業務をしていたフロアすべてを消毒した。B社の関係者は、「社員が新型インフルエンザと診断されて1カ月近くたつが、まだ出勤させていない。会社全体が不安になるよりも、完全に治るまで待つのが良いと判断したため」と説明した。同社は今後も新型インフルエンザの患者が発生したら、該当社員が勤務しているフロアの社員を全員早退させ、同フロア全体を閉鎖して消毒する方針だ。

 28日午後12時ごろ、ソウル市永登浦区のある焼き肉店では、食事前に手を洗う客でトイレがごった返した。同店のイ・サンチョル支配人(43)は、「近ごろは新型インフルエンザのために、客の半数以上がまず手を洗ってから食事する。今後トイレに手の消毒器を設置する予定」と話した。

米国や日本、インドネシアなど外国人観光客が1日に400人ほど訪れるソウル市竜山区の韓国料理店は、「新型インフルエンザに備え、解毒効果が高いという百年草(サボテン)を済州島から空輸した。「解毒作用がある」という説明を聞いて、百年草成分入りの水を2杯以上飲んだり、「ペットボトルに入れて譲ってほしい」と言ってきたりする客もいる」と語った。

  飲酒運転の取り締まりをする警察官も頭を抱えている。感知器を差し出すと、ドライバーが「消毒はしたのか」と問いただすからだ。警察関係者は「取り締まり対象者3人に1人が、“新型インフルエンザが流行し不安が高まっている状況なのに…”と抗議する。仕方なく応じながらも、取り締まりが気に入らないのか、わざとつばを飛ばしながら息を吹きかけるドライバーもいる」と語った。
  警察は最近、各警察署に公文を送り、「取り締まりの際、感知機につばが付くことがあるため、随時消毒するように」と指示した。警察関係者は「わたしたちも人間だからマスクをしたいが、市民に不安を与えるため、それができずにいる」と話した。 留置所に勤務するある警察官は、「業務の特性上、衛生状態に問題がある人と接するケースが多い。最近、プサンのある警察署の留置所では、新型インフルエンザと診断された者が出て不安が広まっている」と語った。

韓国初の宇宙ロケット「羅老」が25日午後5時に打ち上げられた。
全羅南道高興郡(チョンラナムド・コフングン)外羅老島(ウェナロド)羅老宇宙センターで打ち上げられた「羅老」は発射から約200秒後、第1段ロケットの分離に成功した。続いて高度約300キロで第2段キックモーターが燃料をすべて使い果たした後、5時6分35秒に第2段ロケットに点火した。5時7分33秒に目標軌道に入った「羅老」は、5時9分に科学技術衛星2号(STSAT†2)の分離に成功した。
090825kr.jpg<打ち上げ経過>
 
▽5時12分=衛星が軌道に進入 
 ▽5時9分=ロケット・衛星分離 
 ▽5時7分=2段ロケットエンジン正常
 ▽5時6分=高度300キロ飛行正常 
 ▽5時5分=2段ロケット点火 
 ▽5時4分=1段ロケット分離 
 ▽5時3分=飛行正常 
 ▽5時2分=「羅老」エンジン正常 
 ▽5時1分=大気圏突破 
 ▽5時=発射
・・・と発表されましたが、その後地球周回軌道投入に失敗したと正式に発表がありました。

【ソウル23日聯合ニュース】李明博大統領は青瓦台(大統領府)で23日午前9時から約30分間、北朝鮮の金基南(キム・ギナム)朝鮮労働党中央委員会秘書、金養建(キム・ヤンゴン)党統一戦線部長らに会った。金大中(キム・デジュン)元大統領の弔問のためソウルに滞在している北朝鮮弔問団が青瓦台を表敬訪問したもの。
 この席では最近の南北関係懸案について幅広い意見交換があったとみられる。北朝鮮側は金正日(キム・ジョンイル)総書記のメッセージを李大統領に伝えたとされるが、面会の正確な内容はまだ確認されていない。統一部の玄仁沢(ヒョン・インテク)長官、青瓦台の金星煥(キム・ソンファン)外交安保首席秘書官が同席したと伝えられた。
 北朝鮮の金秘書は、青瓦台訪問を終えホテルに戻ったところで記者団から面会の内容を質問されると、うなずいて「うまくいった」とだけ答えた。

韓国現代政治史の立役者で、第15代大統領を務めた金大中(キム・デジュン)元大統領が2009年8月18日、85歳で死去した。
2009081935178.jpg
先月13日に肺炎でソウル延世(ヨンセ)大学セブランス病院に入院した金元大統領は、肺炎による急性呼吸窮迫症候群と血栓で肺の血管がつまる肺塞栓症によって、人工呼吸器による酸素供給治療を受けていたが、同日午後1時43分、息を引き取った。
朴昌一(パク・チャンイル)延世大学医療院長は、「肺炎で入院したが、最期には(腎臓、肝臓、肺などの機能が悪化する)多発性臓器不全によって心臓が止まった。生命延長の可能性はなく、心肺蘇生は行なわなかった」と明らかにした。
数十回の軟禁、水葬の危機、6年あまりの獄中生活や2回の亡命など、数々の危機を乗り越え、初の水平的な政権交代、歴史的な南北首脳会談、韓国人初のノーベル賞受賞など、韓国政治史に大きな足跡を残した金大中元大統領の人生は、「忍冬草」というニックネームのように、苦難とこれに耐えてきた韓国現代史の一章だった。

51-JxlUMWML._SS400_.jpg日本推理作家協会は15日に都内にて第55回江戸川乱歩賞の最終選考会を行い、受賞作を発表した。今回の応募作品は398編に達し、うち92編が1次予選を通過。2次予選で21編に絞られ、最終候補作5編の中から遠藤武文氏『三十九条の過失』に決定した。
 黎明期の日本推理小説界を支えた江戸川乱歩により制定された同賞は、1955年に第1回を開催。多岐川恭氏、陳舜臣氏、戸川昌子氏、西村京太郎氏、斎藤栄氏、森村誠一氏といった人気作家を多数輩出しており、“もっとも伝統のある推理小説新人賞”として知られている。なお、現在は内田康夫氏、大沢在昌氏、恩田陸氏、天童荒太氏、東野圭吾氏が選考委員を務める。
 遠藤氏の受賞作『三十九条の過失』は、交通刑務所で発見された謎の死体を軸に展開する物語。事件を追う刑事は交通刑務所内で行方不明になっていた受刑者・石塚が犯人だとにらむが、捜査が進むにつれ、何者かが石塚に成り済まして服役していたことを知り、新たな謎が浮かび上がる。
遠藤氏の同作は8月上旬に講談社より「プリズン・トリック」と改題されて刊行、賞贈呈式は9月30日に帝国ホテルで行われる。

355388110491593080.jpgハングルが初めて海外少数民族の公式文字に採用された。
韓国・訓民正音学会は6日、インドネシア・スラウェシ州ブトン島のバウバウ市がチアチア語を表記する際の文字としてハングルを採用したと発表した。
バウバウ市は先月21日、チアチア族密集地域のソラオリオ地区の小学生にハングルで表記されたチアチア語の教科書を配布し、週4時間の授業をスタートした。
韓国語の文字であるハングルが初めて海外の民族の公式文字に採択された。訓民正音学会はインドネシア・スラウェシ州バウバウ市が、この地域の土着語であるチアチア語を表記する文字としてハングルを公式に採択したと6日に明らかにした。市は先月21日にチアチア族密集地域のソラオリオ地区の小学生40人余りにハングルで書かれたチアチア語の教科書を配布し授業を開始した。「読む」「書く」「話す」の3つで構成されたこの教科書はすべての文字がハングルでできている。チアチア族の言葉と文化、ブトン島の歴史と伝説、韓国伝来童話などが紹介された。

  チアチア族がハングルと出会ったのは、訓民正音学会の教授らの努力の賜物だ。学会副会長のチョン・テヒョン韓国外大マレー・インドネシア語通翻訳学科教授が、文字を持たないチアチア族の話を学会関係者らに伝え、ソウル大学のイ・ホヨン言語学科教授が昨年7月にバウバウ市長と会いハングル使用に向けた覚書を交わした。イ教授は「バウバウ市長は韓流のおかげで韓国に対する印象がとてもよかった。チアチア族も文字ができたことを喜んでいた」と話している。

  その後チアチア族教師らが韓国に渡り、学会教授らと教科書編集作業を始めた。イ教授は「熱帯雨林に住んでいた教師らが寒さとホームシックのため何度も帰国しようとし、事業が中断するところだった。曲折の末にハングル書写体系を完成した」と述べた。

  文字を持たない少数言語はほとんどが消滅の危機にさらされている。言語を記録することも学校で教えることもないためだ。言語を口伝する人口が減れば語彙も少しずつ消えていく。訓民正音会のキム・ジュウォン会長は、「今回の事業で消えていくチアチア語と文化を生き返らせることができるよう望んでいる。長期的にはチアチア族と韓国の間のつながりも形成されるだろう」としている。

  訓民正音学会は今回の事業を足がかりに、「ハングル世界化プロジェクト」を積極的に推進する計画だ。これまで学会は中国・黒竜江流域のオロチョン族やタイ・チェンマイのラオ族、ネパールのチェパン族など少数民族にハングルを伝えようとしていた。しかし韓国に対する反感や非体系的な方法のため失敗していた。イ・ホヨン教授は「ハングルがチアチア族の日常生活に完全に溶け込めるよう継続して支援を行う」と話している。

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