2008年7月アーカイブ

7月27日付朝鮮日報電子版は、独島(日本名竹島)を取り巻く東海(日本海)の深海底には、天然ガスとして活用可能な「メタンハイドレート」が極めて大量に埋まっている、との記事を掲載している。
20080715_dokdo.jpgこれまでの推定埋蔵規模だけでも、韓国における天然ガス消費量の30年分に当たる。金額に換算すれば150兆ウォン(約15兆8700億円)を上回る、巨大なエネルギー資源だ。韓国の研究陣が最近、新たに独島のメタンハイドレートの構造を明らかにし、これまでの推定よりさらに多くのメタンハイドレートが埋蔵されている可能性を提起した。
メタンハイドレートは、果物で言えば種の部分にメタンがあり、表面の皮の代わりに水の分子があるという構造で、肉眼では完全に凍っている状態に見える。火を付ければ、氷が溶けながら内部の純粋なメタンが勢いよく燃える。世界各国は、深海に埋まっているこの「燃える氷」を溶かし、次世代のエネルギー源であるメタンを取り出そうとしている。
 今月初め、KAIST(韓国科学技術院)生命科学工学科のイ・フン教授(56歳)は、独島のメタンハイドレートがどのような種類のものなのかを明らかにした。メタンハイドレートは、メタンを取り囲む氷の結晶構造によって「構造1型」「構造2型」「構造H型」の3種類に分かれる。一般的に、構造1型や構造2型のメタンハイドレートは海底下1000メートルの深海底の堆積層や地上の永久凍土地帯で発見され、構造H型のメタンハイドレートは相対的に浅い水深200-500メートルの海底に存在することが分かっている。
 イ教授のチームは、東海に埋まっているメタンハイドレートが構造1型であることを確認した。構造1型ではメタンが大部分を占めるが、構造2型ではメタンの他にエタンなど成分の異なる不純物が混じっている。今までは、地震波の分析により、東海のメタンハイドレート埋蔵規模は6億トン、金額にして150兆ウォン台と推定されて来た。しかし構造1型・2型どちらのメタンハイドレートなのかが分からず、最小の推定値を提示していた。
 しかし、東海のメタンハイドレートはメタンが大部分を占めている構造1型であることが明らかになったことで、より正確な埋蔵規模を推定できるようになった。イ教授は、「東海に埋まっているメタンハイドレートの構造を把握してまだ間もなく、正確に予測することは難しいので、現在分かっているよりは多いだろうと控えめに推定している」と語った。
 イ教授のチームは2006年に、メタンよりも水分子との結合力が強い窒素・二酸化炭素をメタンハイドレートに注入し、自然にメタンを取り出す方式を提案した。すなわち、窒素・二酸化炭素が水分子の中に閉じ込められているメタンを押し出し、メタンの代わりに水分子の中に取り込まれるようになる、というわけだ。押し出されたメタン分子は、パイプを通じ地上に抽出される。
 深海のメタンハイドレートからメタンを得ようとして大規模な採掘を行えば、地盤沈下や海底崩壊を引き起こすおそれがある。独島近海のメタンハイドレートを開発することで、深海の鬱陵盆地(対馬盆地)の崩壊を招く可能性がある、という分析もある。イ教授は、大気中に無尽蔵にある窒素や地球温暖化の主犯・二酸化炭素を海に注入、代わりに有用なエネルギー資源であるメタンガスを抜き出す手法を取ることで、こうした問題は解消されると期待している。
 イ教授は昨年、この技術に関する韓国国内での特許登録を終えた。現在は米国や日本で特許審査中だ。また今月2日には、この技術があらゆる構造のメタンハイドレートに応用できるという事実を明らかにし、国際学術誌『Energy & Fuels』に発表した。
 これまでは、イ教授の技術は構造1型のメタンハイドレートで実験的に検証された段階だった。しかしイ教授のチームは、構造2型・構造H型のメタンハイドレートでも自分たちの技術でメタンを分離することに成功した。今回の研究により、イ教授のチームが開発したメタン採集技術が全世界10兆トンのメタンハイドレートに適用できる、という事実が新たに確認されたわけだ。イ教授は、「2014年までに東海でメタンガスを安全に採取することを目標している」と語った。

02613602.jpg米国のブッシュ大統領は2日、北朝鮮による核開発プラグラム申告とテロ支援国指定解除の問題について、「北朝鮮の指導者である金正日(キム・ジョンイル)総書記は国際社会から孤立することに嫌気がさしたようだ、と述べたとAFP通信は報じた。
 ブッシュ大統領は日本で開催の主要8カ国(G8)首脳会議(サミット)に参加するのに先立ち、日本の記者たちとのインタビューに応じ、「金正日総書記は“行動対行動”の原則に従って事を進めるだろう。
こちらはプルトニウムに関する完全な申告はもちろん、ウラン濃縮開発の全容や拡散の動きについても完全に公開されることを期待している」と語った。
 その一方でブッシュ大統領は「“行動対行動”の原則に従って今後も少しずつ進展させていくことを拒否するなら、彼ら(北朝鮮)はさらに孤立を深めるだろう」と警告した。
 さらに北朝鮮とイランの核問題について「外交努力による解決を望んでいるが、武力を使用する可能性も排除していない」と明言した。また日本のNHKは「ブッシュ大統領はこの日行われたインタビューで、テロ支援国指定解除までの45日間で北朝鮮が約束を守らなかったという結論に達すれば、深刻な結果を避けることはできないと語った。またテロ支援国指定解除の撤回もあり得ることも示唆した」と報じた。
(出典:朝鮮日報電子版)

倉安川吉井水門

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倉安川吉井水門は、吉井川中流と旭川下流をつなぐ、総延長約20kmの運河である倉安川の井川側の起点に設けられた取水口です。
P70433501.JPGP70433502.JPG
この運河は、岡山藩主池田光政が延宝7(1679)年に、津田永忠に命じて掘削に当たらせ、1年間で完成しています。その目的は、岡山藩が17世紀後半に干拓した倉田・倉富・倉益の三新田への灌漑用水の供給、和気・赤磐・上道3郡の年貢米の輸送、岡山城下へ出入りする高瀬舟の水路整備などであり、通過地にちなんで倉安川と名付けられました。
yoshii-suimon-map.jpg倉安川の掘削は、井ぜき造り・水門造り・水路造りの三つの工事を必要としますが、いずれも大規模である上に、高瀬舟の運行をも図っており、他の地域での水路造りと大きく異なっていました。特に水門造りは難工事であり、水位の異なる吉井川と倉安川に船を通すためには、水門を2か所に造る必要がありました。
吉井川堤防に「一の水門」を、倉安川側に「二の水門」を造り、その間は水路を広くとって、「高瀬廻(まわ)し」と呼ばれる船だまりを設けて、二つの水門によって水位の調節を行い、水位差のある二つの川の間の船の行き来を容易にする工夫が図られています。船だまりは船の待避および検問に使われ、南側の護岸の上には船番所がありました。
 この水門全体の構造を見ると、自然の岩盤を巧みに利用して、船だまり・護岸・水門などは花こう岩の切石で堅固に築かれています。完成以来約320年の間、数々の洪水に遭遇しながら、いまだ一度も決壊をせず、往時の姿そのままで現存していることは、実にその土木技術の優秀さを証明していると言えます。

今日では河川改修によって、一の水門が堤防に埋め込まれたほかは、船だまりにも水をたたえ、水門全体としては当時の姿を良好にとどめており、実に感慨ひとしお深いものがあります。

四川大地震発生後、寸断したままの宝成鉄道は6月29日、旅客列車の運転を再開するという。
national_0524_002.jpg 地震の影響を受け、宝成鉄道は109トンネルの大面積崩落で成都行きの旅客列車の一部を休止し、一部は西康鉄道と陽安鉄道を経由して成都に向かっていた。宝成鉄道109トンネルが5月24日で開通後、まず、貨物列車は運転した。
(出典:新華社通信日本語版)
その後、西安鉄路局は引き続き109トンネルと線路の損傷を手入れし、いますべての走行施設は鉄道部の安全アセスメントに合格し、旅客列車運転再開の条件を整えた。西鉄局が担当した宝鶏†広元の6063番列車は6月29日、宝成鉄道で運転を再開し、109トンネルを通過する最初の旅客列車となる。
その後、北京、西安、揚州、西安、ラサ、蘭州、上海、南京、昆明、瀋陽、フフホト、ウルムチなどから成都行き、ラサから重慶行きの旅客列車が相次いで再開する。
109トンネルの現状では、列車の通過時速が45キロに制限された。

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