サル識別のアプリ開発 出典:山陽新聞

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2019-07-12_100051真庭市の神庭の滝でニホンザルの研究を続けている大阪大(大阪府吹田市)は、人工知能(AI)を活用して観察するスマートフォン用アプリを実現した。訪れた人がサルの写真を撮ると、名前や性別などの情報が分かる仕組み=イメージ図。観察開始から約60年間のデータや写真を活用し、サルの判定には人の顔認証と同様のシステムを使う。観察補助の真庭市職員が個体識別する際に使用。来年には一般客が使えるようにし、観光振興につなげる。野生での取り組みは全国初という。2019-07-12_100245
 神庭の滝は自然公園内にあり、大阪大は野生のサルの餌付けに成功した1958(昭和33)年から、1匹ずつサルの顔と名前を記録。母系の血縁関係が8世代前までさかのぼれるほか、現在群れにいる148匹の性格、親しいサルなども把握し、1匹につき約400枚の写真を蓄積してきた。
 2016年から岐阜大の技術協力を得て開発に着手。5歳以上の大人のサル66匹のデータをAIに覚え込ませ、既存のシステムを活用するなどしてスマートフォン用のアプリを実用化した。見つけたサルをスマホで撮影し、大学のサーバーに送信すると、AIが名前を返信してくる。精度は90%を優に超えるまでに高まっている。設定を変更すれば名前などのほか、サルの性格が一文で表示されるようにでき、観光客が利用することでより楽しく観察できるようになるという。
 計画では、さらに臨場感が味わえるよう肉眼と同じような感覚で見られる透過性VR(バーチャルリアリティー)眼鏡に搭載する準備を進めている。サルの顔に照準を合わせると、名前と性別、年齢、群れでの順位などが文字で、協調性や好奇心といった性格を多角形の図表(レーダーチャート)で表示する。データ更新して新しい個体を登録することも可能だ。
真庭市ライブカメラ
 http://www.city.maniwa.lg.jp/webapps/www/live-cam/location/kannba.jsp

2019-07-06_175017アゼルバイジャンの首都、バクーで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は6日、世界最大級の墳墓である「仁徳天皇陵古墳」(大山(だいせん)古墳)を含む「百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群」(大阪府)を世界文化遺産に登録すると決定した。天皇や皇族の墓として宮内庁が管理する「陵墓」の登録は初めて。

 日本国内の世界遺産は昨年の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎県、熊本県)に続き23件目で、7年連続での登録となる。内訳は文化遺産が19件、自然遺産が4件。

 大阪で初の世界遺産となる百舌鳥・古市古墳群は、百舌鳥エリア(堺市)と古市エリア(羽曳野市、藤井寺市)にある計49基の古墳で構成。4世紀後半から5世紀後半、大陸と行き来する航路の発着点だった大阪湾を望む場所に築造され、墳丘の長さが486メートルもある国内最大の仁徳天皇陵古墳や425メートルの応神天皇陵古墳(誉田御廟山=こんだごびょうやま=古墳)など大規模な前方後円墳が集中している。

 ほかに数十メートルの円墳や方墳、帆立て貝形など多様な規模と形状を持つ古墳があり、被葬者の身分や権力を示すとされる。このうち陵墓は29基で、ユネスコ諮問機関のイコモスが今年5月、「傑出した古墳時代の埋葬の伝統と社会政治的構造を証明している」として登録を勧告していた。

 一方、イコモスでは「都市における開発圧力が懸念される」とも指摘しており、今後は住宅地に密接する古墳の厳正な保存管理が求められる。陵墓も含まれるため、観光客の受け入れ態勢をどう図っていくかも課題になりそうだ。

スーパームーン 2019/02/19

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20190218_2028『スーパームーン』とは、月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿・またはその現象の事を指します。ただ、この『スーパームーン』という用語は天文学用語ではなく、占星術に由来し次のように定義している。
「軌道中で地球に最接近(90%以内)した新月または満月。即ち、地球と月と太陽が直線上に並び、月が地球に最も接近した状態」

2月20日は2019年で最も大きい満月に!!
国立天文台によりますと、2月20日の満月は2019年で最も大きな満月になり、その前日の2月19日に月は18時3分に近地点を通過し、日付が変わってすぐの2月20日0時54分に満月となる。

2月20日の地球と月の距離は約356,800㎞!!
月が最も大きいとはどのくらいか?
最も大きい2月20日は約356,800㎞、最も小さい1月21日は約357,700㎞となりその差は3,900㎞となる。

最も大きい満月は最も小さい満月に比べて約14%大きく、最大で約30%明るく見える!!
1年で最も大きい満月(2019年は2月20日)は、1年で最も小さい満月(2019年は9月14日)に比べて、約14%大きく、最大で約30%ほど明るく見える。

日本の通信環境が悪化している。日本経済新聞が各国の光回線など高速固定通信の速度を調べたところ、経済協力開発機構(OECD)加盟36カ国中、日本は2015年の7位から18年は23位に転落したことが分かった。大容量動画の普及に設備増強が追いつかず、夜は東南アジア主要国より遅い。次世代無線「5G」が始まれば、光回線を通るデータも爆発的に増える。

■データ通信量が急膨張

米グーグルや米プリンストン大が加わる通信速度の計測計画「M―Lab」が無償公開する10年以降のデータを活用。東大の協力を得て、199カ国・地域の2億3千万件のデータを国・時間別に抽出・分析した。そこから日本の失速ぶりが鮮明に浮かんできた。

日本の速度(日中平均)は光回線への移行が進んだ15年12月に毎秒14メガ(メガは100万)ビット台でピークに達した。2時間の高精細映画を約50分で取り込む速さだ。当時はデンマークやオランダなど上位5カ国と拮抗したが、成長が止まり18年1~4月は12.6メガビットにとどまった。デンマークやスウェーデンは40メガビット前後を記録し、米国や英国も日本を追い越した。

■夜間は急減速

日本は動画視聴が増える夜間に急減速する。午後10時台は5メガビット台と午前の4分の1。OECD以外と比べても、日中平均が10メガビット未満のロシア並みで、夜はタイやマレーシアにも劣る。台湾やシンガポールは日中平均でも日本を抜いた。

■ボトルネックはNTT東西

背景には日本特有の問題が潜む。データはNTT東日本やNTT西日本など回線事業者と、ネット接続事業者(ISP)の両者の設備を経由する。両者をつなぐ接続装置の投資は基本的に回線事業者が担う。

ボトルネックは7割弱の光回線シェアを握るNTT東西の接続装置だ。定額料金のため利用者数の増加に応じて接続装置を増やしているが、今は契約の伸びが鈍化。一方で通信量が急増し、投資が追いついていない。NTT東の山口肇征設備企画部担当部長は「データ量が今の勢いで伸び続けると、いつか事業として限界がくる懸念がある」と語る。

NTT東西は光回線に限った設備投資額を開示していないが、17年度の両社全体の投資は5094億円と12年度比で3割減。NTT東は「投資の効率化推進が背景にあり、必要な投資は絞っていない」としている。

日本インターネットプロバイダー協会はNTT東西に通信量の伸びを投資の判断基準とするよう求めているが、両社は方針を崩していない。KDDIは通信量に応じて増強している。

■イノベーション阻む要因

今の無線の100倍の速さとなる5Gが19年以降に世界各国で実用段階に入る。ただ、放送と通信の融合が進み、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や自動運転車が普及すれば、無線通信に相当な負荷がかかる。自宅や職場では無線LAN経由で光回線を使うことが多く、5Gの性能を最大限生かすには光回線の拡充が必要になる。

「通信インフラを効率良く整備しなければ革新が生まれず、国の競争力が落ちる」。通信政策に詳しい甲南大学の佐藤治正教授は警鐘を鳴らす。

北欧では行政の電子化が進み、米国ではネットフリックスなど有力なコンテンツ会社が次々と生まれている。中国は計測データが乏しいため全世界で150位以下だが、沿岸部は通信網が充実しており、スタートアップ創出やネット産業の隆盛を後押ししている。

■日本のデータ増加率、世界平均を上回る

今後、日本のデータ流通の伸びは先進国の中で群を抜く見通しで、積極的な通信投資は待ったなしだ。「高速大容量」の利点を享受する企業や個人がどのように費用を分担すべきか。早急に議論を詰める必要がある。

米シスコシステムズによると、日本の個人向け固定通信データ量は17年に前年比38%増と世界平均の30%増を上回った。22年までは年率32%増と、インドや中国に次ぐ伸び率となる見通しだ。

積極的な投資なしに未曽有のデータ膨張を受け止められない。

回線の余力が減る中、利用者に公平で自由な通信環境を提供するのは困難になる。遅延が深刻になれば、データ送受信量が多いとサービスを制限する手法は有効だ。だが誰も通信利用で差別されない「ネットワーク中立性」と両立しなくなる。

■投資分担の議論が急務

また、動画などデータ量の膨張で通信事業者だけでは通信インフラへの投資費用を賄いきれなくなるなか、公平なコスト負担のあり方も重要だ。コンテンツ事業者は配信用のサーバーを利用者に近い場所に分散して設置するなど、通信網の混雑回避策を取っている。それでも、急増するデータ量は接続業者への負荷を高めており、コンテンツ事業者に投資費用の分担を求める声もある。

参考になるのは欧米のケースだ。北欧では政府が産業育成のために通信会社に補助金を出し、光回線の敷設を促している。ユニバーサルサービスと位置づけて、利用者や関連事業者から幅広く徴収するお金を投資に回す手法もある。

米国ではベライゾン・コミュニケーションズやAT&Tが高い料金を支払えば、より高速の通信を提供する仕組みを提供。利用者やコンテンツ会社からの資金回収を多様化し、高水準の投資を維持している。

日本でも高速通信網の円滑な投資を促すため、総務省の有識者会議が投資分担のあり方などを議論し始めたが、煮詰まっていない。光回線の増強が足踏みしたままでは、日本の産業競争力は5G時代に一段と劣化してしまう。

政府は2021年3月から原則すべての病院でマイナンバーカードを健康保険証として使えるようにする。カードは制度開始から3年たっても普及率は1割にとどまる。マイナンバーカードで健康保険証を代用できるようになれば、カードを取得する人が拡大すると期待する。カードの普及を通じて北欧諸国などに比べて遅れるデジタル社会づくりを加速する。

マイナンバーカードがあれば、現在では政府が運営するサイト「マイナポータル」を通じて認可保育所の利用申請などの行政手続きがネットでできる。納税手続きをネットでする際の本人確認にも利用できる。マイナンバーカードを使って、コンビニエンスストアで住民票の写しや印鑑登録証明書などが取得できる自治体もある。
18年12月時点でマイナンバーカードの交付実績は1564万枚と人口の12%程度にとどまる。菅義偉官房長官が近く関係閣僚に普及に向けた対策を指示する。政府が今国会に提出する健康保険法改正案にマイナンバーカードを保険証として利用可能にする規定を盛り込む。関係省庁で作業部会を設ける。

政府はマイナンバーカードの個人認証機能を納税手続きなどの行政分野に限らず、金融分野などの民間サービスにも広げるよう目指す。13年に世界最高水準のIT国家を目指すと閣議決定し、様々な手続きがネット上で完結するデジタル社会づくりを進めてきた。

新抗がん剤テロメライシン 出典:朝日新聞

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2019-01-22_195015岡山大が開発したウイルスを使った新抗がん剤「テロメライシン」=KM=の臨床研究が終了した。放射線と併用して治療した食道がんの患者12人のうち8人でがんが消え、3人でがんが小さくなった。製薬会社と治験を進め、薬としての認可を目指すという。

 岡山大病院の藤原俊義教授(消化器外科)らが開発したテロメライシンは、かぜの原因ウイルスの遺伝子を組み換え、がん細胞の中だけで増殖し、細胞を破壊するようにしたもの。

 研究に参加したのは、高齢や合併症のため手術ができない食道がん患者13人(53~92歳、平均79・7歳)。6週間の放射線治療中に、テロメライシンを計3回、がんに直接注射した。

 治療の途中、他の持病が原因で死亡した1人を除く12人で効果を検証した。その結果、早期がんのステージⅠだった6人中5人(83・3%)、ステージⅡ、Ⅲだった5人中3人(60・0%)の計8人でがんが消えた。研究チームによると、日本食道学会のデータでは、放射線による治療成績はステージⅠで56・7%、Ⅱ、Ⅲで26・8%なので、テロメライシン併用によって、治療効果が上がったと考えられるという。

 一方、全員一時的にリンパ球が減り、6割で発熱や白血球の減少などが起きたが、治療中に全員回復した。

 今後、製薬会社と治験を進め、その結果を見た上で再生医療等医薬品として早期承認を得て、臨床現場への提供を目指すという。藤原教授は「抗がん剤や手術ができない食道がんの人に役に立つだろう。また、免疫療法との併用などでも効果を確かめていく」と話す。

 =テロメライシン= 多くのがん細胞で活発に働くテロメラーゼというたんぱく質を標的にしたウイルス製剤。がん細胞に感染するとテロメライシンが爆発的に増殖して細胞を破壊するが、正常細胞では感染しても増殖しないという特性を利用している。

 ステージⅠ~Ⅲの食道がんは、手術が標準治療となっている。手術に耐える体力がない高齢者や持病の関係で手術ができない人は、次善の化学療法や放射線治療を受けることになる。

部分日食2019

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2019-01-06_1203042019年1月6日(日)、朝8時半ごろから昼12時ごろにかけて、日本全国で部分日食が見られます。日本から日食が見られるのは2016年3月9日以来、約3年ぶりです。
日食の時刻(始まり、最大、終わり)は地域によって異なりますが、おおむね「8時40分ごろに始まり、10時ごろに欠け具合が最大になり、11時30分ごろに終わり」ます。
欠け具合は「食分」という値で表します。太陽の直径のうち、どれだけ月に隠されているかを示す数値です(面積ではありません)。日本では、北東の地域ほど食分が大きくなり、太陽が大きく欠けます。
時刻だけでなく方位や高さも重要なポイントです。これも地域によって異なりますが、だいたい「南東の方角」「高度15度から30度」あたりです。冬至から2週間しか経っていないので、太陽の高度はかなり低めです。
この部分日食は皆既日食や金環日食に伴うものではありません。NASAより提供される日食図を見ると、日本全体がすっぽりと日食が見られる地域に入っていることがわかります。このため日本全国で日食を楽しむことができます。最大食は日本よりもずっと北の方、北極圏に近い所ですから、日本では北へ行くほど欠け方が大きくなります。
2019年は1月6日に続いて12月26日にも日食が見られます。1年という短い期間に日食が2度も見られる珍しい年です。しかし、太陽が大きく欠ける地域はありません。最大食までは日本全国で見ることができますが、一部の地域では、太陽が欠けた状態のまま沈んでいく日入帯食(または日没帯食)となります。

2018-12-26_222831地球上の大陸は、長い時間をかけて離合集散を繰り返している。地球の中心にある核の熱で周囲のマントルが対流し、この影響で地球の表面を覆う十数枚の岩板(プレート)が移動するためだ。今は分裂しているが、3億年前は「パンゲア」という1つの巨大な大陸だった。

 画像は左が現在、右が2億5000万年後の地球の模擬解析で、オレンジが陸地、赤が核、黄色はマントルの上昇部、青は沈降部。将来はアメリカとアジアがつながって「アメイジア」という超大陸が生まれるとする有力な仮説を裏付けた。オーストラリアやアフリカもつながり、日本は内陸部にのみ込まれるという。

ドクターイエローの12月の運行予想

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ドクターイエロー12月の運行予定が掲載されているページがあるので転載した。
12月は「のぞみ」だけでなく「こだま」も運行されるとのこと。
なお、掲載者はJRの正式ダイヤではなく、過去の運行状況から推測したものとしている。

=運航日
  20181218_1315