急増する心不全 出典:産経ニュース

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「心不全」の入院患者数が急増していることが、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と日本循環器学会の共同調査で分かった。心不全は、全身に血液を送り出すポンプの働きをする心臓が、ポンプ機能を果たせなくなり、体に症状が表れた状態(病態)を指す。
 循環器専門医がいる全国1300余りの病院が報告したデータを分析した。
 それによると、平成24年に約21万3000人だった心不全による入院患者数は、4年後の28年には約26万人に増加。毎年コンスタントに1万人前後増えていた。
 増加の主要な原因は高齢化とみられ、団塊世代が後期高齢者(75歳以上)になると、患者はさらに急増すると推計されている。発症すると5年間で半数以上が亡くなり、大腸がんよりも予後が悪い。
 1年分のデータについて患者の性別、年齢を調べたところ、男性の平均年齢75歳に対し、女性は同81歳で、女性の心不全患者はより高齢であることが明らかになった。

心不全(資料:慶應義塾大学病院医療・情報センター)
概要

うっ血性心不全とも言われる心不全とは、 心臓が全身に必要量の血液を送り出すことができなくなった状態を指します。動脈を通じての全身への血液供給や静脈から心臓への血液の汲み上げが障害されるため、疲れやすい、顔・下肢がむくむ、食欲がなくなるなどの症状がおこります。また、多くの場合、肺に血液が滞り、肺での酸素交換が障害され、軽作業でも息切れを感じます。

不全は起こり方や進行の速度により急性心不全、慢性心不全に分けられます。急性心不全は急に症状が起こる、たとえば不整脈急性心筋梗塞などの疾患を含みます。慢性心不全は徐々に心機能が悪化する心筋症などが代表疾患です。

また、心不全はさまざまな心臓疾患の病状の進行によりおこる終末像であり、生命に関わる疾患の一つです。原因により心臓の機能を完全に回復することが困難な場合がありますが、治療により症状やQOL(生活の質)、生命予後(寿命)を改善させることができます。

治療法として、生活療法、薬物療法、植え込み型補助装置や心臓移植を含む外科的療法があります。

概要

症状

全身への血液の送り出しに関わる左心系が障害されるか、血液を全身から汲み上げて肺に供給する右心系の障害なのかにより症状は異なりますが、多くの心不全は左心障害もしくは両心障害であることが多く、以下のような症状をきたします。

慢性心不全では疲れやすく、動作に伴う息切れ、食欲不振、運動能力低下、頑固な咳、動悸、まれにピンク色の泡状の痰の出現、下腿浮腫、むくみを伴う突然の体重増加、夜間就寝中の呼吸困難などが徐々に起こります。

また急性心不全では上記の慢性心不全の症状が突然現れ、呼吸困難のため呼びかけに応答ができない、意識がもうろうとするなどの症状を伴うこともあります。

症状

原因

心不全を引き起こす代表疾患として以下のものがあげられます。

虚血性心疾患、急性心筋梗塞

心不全の原因の多くを占める疾患であり、心臓の筋肉への血液供給が不足して十分な収縮・弛緩ができなくなります。

高血圧

血圧は心臓の収縮により作られる圧力であるが、血圧が高ければ心臓に余分な負担がかかってしまいます。最初は心肥大、つまり心臓の筋肉を厚くして対応しますが、適応できなくなり、心臓全体が硬くなり心不全をきたします。

心臓弁膜症

心臓のポンプには血流の逆流を防ぎ、血液の流れを作るための弁膜が4つありますが、その弁が何らかの原因で障害されると、逆流や狭窄により心臓に負担をかけ心不全をきたします。

心筋症

ウイルス感染やアルコール多飲、コカインや抗がん剤などの薬物により心臓の筋細胞が直接障害され、心機能障害を引き起こし心不全に至る場合があります。また、全身性疾患の一症状として全身性エリテマトーデス(SLE)や甲状腺疾患のひとつとして現れることもあります。 明らかな原因が不明なものも多くみられ、その場合は特発性心筋症とされます。

心筋炎

多くは心筋へのウイルス感染が原因となり、炎症を起こすことによって心筋障害をきたし心不全に至ります。

先天性心疾患

心腔、弁膜などが生まれつき正常でないため、心負荷をかけ、機能不全をきたし、心不全に至ります。

不整脈

頻脈性不整脈(脈が速いタイプ)は心臓の過活動をきたし、心臓に負担をかけて心不全をきたします。また、徐脈性不整脈(脈が遅いタイプ)は心拍数が少なくなり、心臓より駆出される血液量が少なくなるため、心不全をきたします。

その他の疾患

睡眠時無呼吸症候群糖尿病、重度の貧血、甲状腺機能亢進症肺気腫ヘモクロマトーシス(鉄分の沈着により心筋が障害される)、アミロイドーシス(アミロイド蛋白の沈着により心筋が障害される)などの全身性の疾患が心不全の原因となることがあります。

診断

心不全の診断のため、心臓の収縮能・拡張能など心臓の機能を直接検査するものと、合併する病状や今後の病勢を評価するための以下のような検査があります。

  • 採血、胸部レントゲン写真、安静時心電図
  • ホルター心電図(携帯式心電計で不整脈を長時間にわたって記録できる)
  • 心エコー検査
  • 負荷検査(トレッドミル運動心電図、運動/薬剤負荷心筋シンチグラフィ)
  • 運動耐容能検査
  • 心臓CT、心臓MRI
  • 心臓カテーテル検査

これらの検査により、心不全がどのようにして引き起こされているか診断し、適切な治療法を選択します。

治療

心不全は多くのものが慢性疾患にあたり、生涯に渡りその病状に注意が必要となります。治療として、1.生活・食事療法、2.薬物療法、3.植え込み型補助装置による治療、4.外科的治療法、5.マスク式人工呼吸器があげられます。

  1. 生活食事療法として、禁煙を含む生活習慣の改善、適度な運動、安眠、減塩、節酒、ストレスを避ける、適切な体重の管理などがあげられます。ただし適切な運動量・体重等は患者さんや病状によって異なりますので、適宜主治医とご相談ください。
  2. 薬物療法として以下のような薬剤が一般に用いられます。主治医が患者さん個人の病状、合併疾患を検討し、適切な投薬を調整します。
    • アンギオテンシン変換酵素阻害薬/ アンギオテンシンII受容体拮抗薬
      これらの薬剤は心不全の患者さんで病状や生命予後を改善できる薬剤として知られています。これらの薬剤は血管拡張薬として、降圧剤に属する薬剤の一つで心臓の仕事量を減らし、末梢の循環を改善します。また、塩分や体液の貯留に働くホルモンに作用して、心臓の負荷を改善します。
    • ジゴキシン
      古くから用いられている薬剤で、心筋の収縮力を増し、脈拍を軽度遅くすることで、心臓の働きを改善します。
    • βブロッカー
      これらの薬剤も心不全の患者さんの病状や寿命を改善できる薬剤として知られています。これらの薬剤も降圧剤に属する薬剤の一つで、心拍数を減らし、血圧を下げることで心臓の負荷を減らし、また、心不全の際に亢進し、心臓にストレスを与える交感神経系の活性を抑えることで心臓を保護し、不整脈の発症の危険性を軽減します。
    • 利尿薬
      一般に心不全では体液(水分)が貯留し、それが、心臓の負担を増やすという悪循環を起こしているため、尿を多く出させることで適切な体液量を保つことを助ける薬剤です。肺や下腿にたまった水分を排出することで、呼吸が楽になったり、足が軽くなったりします。また、中には抗アルドステロン薬といった前述のβブロッカーやアンギオテンシン変換酵素阻害薬同様に心臓を保護し、生命予後を改善することが出来る薬剤もあります。使用に際しては、利尿薬により体の中のイオンバランスが変化する場合があるため、採血による確認が必要になる場合があります。

  3. 植え込み型装置による治療
    難治性の心不全で心臓収縮の時機にばらつきがある方に対してのCRT(心臓再同期療法)、致死性不整脈がみられる方に対してのICD(植え込み型除細動器)などの植え込み型装置の治療も当院で行っています。
    CRT(心臓再同期療法)とは
    心臓は電気刺激により拍動していますが、心不全患者さんの中には、心室同期障害(左室が協調して働かなくなる状態)により心臓のポンプ機能が低下している方がおられます。能率よくポンプ機能を発揮するためには、筋肉全体が同時に収縮する必要がありますが、心臓の一部で電気刺激が遅れて伝わると、左室が協調して働かなくなり、結果的にポンプ機能が著しく低下してしまうのです。心臓の動きが遅れたところを早期に電気で刺激し、心臓の動きを一様に整え、ポンプ機能を改善させる治療が心臓再同期療法(CRT)です。
    このCRTの機能と、ICD(植え込み型除細動器)の機能を兼ね備えた装置をCRT-D (両室ペーシング機能付き植え込み型除細動器)と呼んでいて、心臓の同期障害と、致死性不整脈の両方に対しての対処が必要となる場合には、このCRT-Dの植え込みを行います。
    植え込み型装置による治療
  4. 患者さんによっては病状によって、心臓移植を含む外科手術を薦められる場合もあります。
    また、重症心臓手術からの回復期や、重度の心不全で心臓移植の治療が必要な方の移植待機中にLVAS(左室補助循環装置)を装着する場合があります。
  5. マスク式人工呼吸器による治療
    慢性心不全では、夜間睡眠中に呼吸が止まったり、逆に呼吸が速くなる等、睡眠時無呼吸の合併が4~5割でみられると言われています。その結果、それが毎晩続くと、酸素不足から心臓の負担が増え、心機能を悪化させる場合があり、睡眠も浅くなります。これに対して調整補助換気(Adaptive Support Ventilation:ASV)というマスク式人工呼吸器を用いた治療があります。この装置は、睡眠時にマスクを装着して使用する事により、呼吸気の流速をモニターし、減衰を感知すると、自動的かつ速やかに吸気時気道陽圧を高め、目標換気量を維持して睡眠中の乱れた呼吸を整え、酸素不足を解消します。ASVは睡眠時無呼吸に対して有効であるだけでなく、心不全に対しても適切に使用することで心機能やQOLに対する改善効果が期待されます。当院では心不全に合併する睡眠時無呼吸のスクリーニングを積極的に行っており、入院中は勿論、外来でもモルフェウス(携帯型簡易ポリグラフ検査)の貸し出しを行っており、専門外来で適切な治療を継続することが可能となっております。

絶滅危惧種のイチョウ

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2018-12-18_095137整然と立ちならぶイチョウ並木から黄金色の葉がはらはらと舞う季節。すっかり日本の風景に溶け込んでいるイチョウだが、じつは「野生絶滅危惧種」であることをご存知だろうか。
中国を原産地とし、いまや広くアジア・ヨーロッパ・北アメリカに分布しているイチョウ(Ginkgo biloba)だが、ほとんどは人の手によって植えられ育てられている栽培種だ。
野生のイチョウは中国・浙江省にある天目山、そして中国・重慶市南川区内にある大婁(ダーロウ)山脈北部でわずかに確認されているのみ。国際自然保護連合(IUCN)レッド・リストには近い将来絶滅の危険性が高い〈絶滅危惧IB類〉に分類されている。
絶滅危惧種にはどことなく弱々しいイメージがつきまとうが、イチョウに関してはまったく当てはまらない。むしろ寿命は数千年にも及び、疫痢・火災や公害にも強く、現在地球上で生き続ける最古の木なのだ。

生きた化石
イチョウは原始的な裸子植物で、葉のかたちも受精のしくみも独特だ。全盛期は中生代と言われ、特に熱帯の気候が安定していたジュラ紀に栄えたと考えられる。
その姿は今に至るまであまり変わっていないため「生きた化石」とも呼ばれる。かつてイチョウの葉や実はディプロドクスやアパトサウルスなどの草食恐竜にとって大事な食糧だったのかもしれない。
白亜紀末、およそ6,600万年前に恐竜たちを絶滅させた隕石・火山・冷却化のトリプルパンチにも、イチョウは耐えぬいた。その後中国で細々と生き延びていた木々の子孫を人間が栽培しはじめ、やがては朝鮮半島や日本にも広まった。2018-12-18_095024
1712年にはドイツ人植物学者のエンゲルベルト・ケンペルが日本のイチョウについての研究を発表し、やがて日本からヨーロッパに一本の苗木が寄せられた。初めはオランダのユトレヒト市内にある植物園に植えられ、増殖された木がいまやヨーロッパ各地に広まって美しい並木道をつくっている。

タフなサバイバー
なぜイチョウの木はとかく街路樹として重宝されるのか。それはひとえに公害に強いからだ。自動車の排気ガスなどにもへこたれないタフな生命力の持ち主であるほか、火にも強いため防火の役目も果たしている。
広島には原爆に耐え抜いた樹齢350年のイチョウが今も安楽寺の境内にどっしりと根を張っている。
生命力が強いので増やしやすいのも魅力だ。イチョウは挿し木でも増殖可能だし、種の発芽率も高い。スーパーで売られている食用の銀杏(殻付き、生)のものでも工夫すれば家庭で栽培できる。

神に近い存在
樹齢千年を超えるイチョウの巨木も存在する。日本一と言われる青森県北金ヶ沢のイチョウの木は高さ31メートル、幹周約22メートルもあり、国の天然記念物に指定されている。
その長寿ゆえ、イチョウの葉や実は中国では古くから寿命が延びたり老化を遅らせる漢方薬として重宝されてきた。日本ではイチョウの木が神社の境内を守る木として多く栽培されているが、きっとその姿に神々しさが宿っているからこそだろう。

ニオイ問題
ところで、現代においてイチョウの存続に影を落としかねない問題が広まってきている。あのニオイだ。
誰もが知っている、あの独特の……正直あまり上品ではないニオイ。イチョウが街路樹として植えられている市街地や住宅街では、悪臭に辟易した住民からイチョウの木を切り倒してほしいとの苦情が各地で相次いでいるようだ。
実がならない木だけ植えれば問題はないのだが、イチョウの木には雄株と雌株があり、芽生えの時に見分ける科学的な方法はいまだ確率されていない。
かつては秋になると公園や駅前の広場を訪れ、ビニール袋いっぱいにギンナンの実を拾っていく人々の姿があったのだが…。ニオイのする肉質の部分を取ってしまえば、中身は美味しくて栄養満点のギンナンが詰まっている。落ちた実を宝と思うかゴミと思うか、それは見る人次第だ。
ちなみに肉質部分には素手で触れるとかぶれるので注意が必要。またいくら美味しいからといってギンナンの実を食べ過ぎてしまうと中毒症状を起こしかねない




ドクターイエローの12月の運行予想

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ドクターイエロー12月の運行予定が掲載されているページがあるので転載した。
12月は「のぞみ」だけでなく「こだま」も運行されるとのこと。
なお、掲載者はJRの正式ダイヤではなく、過去の運行状況から推測したものとしている。

=運航日
2018-12-17_203852  2018-12-17_204001

中国、月の裏側へ探査機 出典:読売新聞

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2018-12-09_103610中国国営新華社通信によると、中国は8日午前2時23分(日本時間8日午前3時23分)、四川省の西昌衛星発射センターから、世界で初めて月の裏側への着陸を目指す無人探査機「嫦娥じょうが4号」を搭載したロケット「長征3号乙」の打ち上げに成功した。

 「宇宙強国」の目標を掲げる習近平シージンピン政権は2013年12月、嫦娥3号で、旧ソ連、米国に次いで無人探査機による月面着陸に成功した。早くもその5年後に、世界初の取り組みが実現する可能性がある。

 嫦娥4号は今後、月の裏側に回り込み、着陸を試みる。成功すれば、搭載している探査車を切り離し、月の裏側の地形や地質構造、中性子などのデータを収集する。月の裏側で水の存在を確認できるかどうかも焦点となりそうだ。

Microsoftがアクティベーションサーバで発生したバグの修正に取り組んでいるようだ。このバグにより、「Windows 10 Pro」搭載マシンでライセンスが正しく認証されない問題が生じている。

この問題は、一部の「Windows 10」ユーザーの間にパニックを引き起こした。これらのユーザーはReddit上で、バグによって「Windows」が「起動できなくなった」と報告している。マシンがWindows 10 Proから「Windows 10 Home」に突如切り替わり、両者のライセンスが一致しなくなった模様だ。

Redditのスレッドには「Windows 8 Proのキーを使用してWindows 10に無料アップグレードしたマシンをずっと使ってきたが、突然、このキーがWindows 10 Home版のものでインストールが必要だと表示された。何が起きているのだ?」と書かれている。

Windows 10ユーザーの「DanielRandy」は、Microsoftのコミュニティーフォーラムにアクティベーションの問題を投稿し、Microsoftの担当者からのものとする回答を投稿した。

このサポート担当者は次のように述べている。「Microsoftはつい先ごろ、現在Proエディションで生じているアクティベーション問題について『Emerging issue』の告知を行った。この問題は、日本、韓国、米国など多くの国で発生している」「大変残念ながら、現在Microsoftのアクティベーションサーバに一時的な問題が生じており、一部の顧客はこの問題で、Windowsがライセンス認証されていないと表示される状況に直面するかもしれない。当社のエンジニアチームはこの問題を解決するため懸命に取り組んでおり、1?2営業日以内に修正することを見込んでいる」

Microsoftのサポート担当者からとされる同様のメッセージは、この問題に関する他のスレッドにも複数投稿されている。

編集部注:米ZDNetに寄稿するMary Jo Foley氏によると、米国東部標準時間午後5時頃から、アクティベーション問題が解決したようだとTwitterユーザーが報告し始めていると述べている。ユーザーは、「設定」>「更新とセキュリティ」>「ライセンス認証」の順に進んだ後、「トラブルシューティング」を選択して「ライセンス認証のトラブルシューティング」を実行し、正しいライセンス認証状態を復元する方法を試すように言われたと報告しているそうで、MicrosoftのシニアプログラムマネージャーBrandon Leblanc氏もそのようにツイートしている。

アップデート(11月8日東部標準時午後9時):Microsoftの広報担当者は最新の公式声明を公開した。

「限られた数の顧客がアクティベーションの問題に遭遇していたが、当社のエンジニアが対処した。影響を受けた顧客には、これから24時間中に自動的にソリューションが適用される。それまでは、通常通りWindows 10 Proの利用を続けられる」

フィックスが適用されれば、非対応という表示は消える。
(原文のまま)

ブルーライト 出典:朝日新聞電子版

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2018-11-12_152015スマートフォンなどから出る青色光「ブルーライト」は目に悪影響を与えるのか――。海外の科学誌の論文をきっかけに論争が起きている。国内ではブルーライトを遮る眼鏡も普及しているが、青い光は身体にどう影響するのだろうか。

きっかけは目の細胞に悪影響を与えるとする論文が7月、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載されたことだ。米ウェブメディアが「画面があなたの眼球の細胞を殺している」などと報じた。

これに米眼科学会が強く反応した。翌月、「スマホのブルーライトでは失明しない」とのタイトルの見解を学会サイトに掲載。論文で示された実験の条件が、日常生活では起こりにくいと指摘し、この研究の結果がスマホをやめる理由にはならない、とした。

米眼科学会の見解などを日本のメディアが報道すると、国内でも「ブルーライトは危険か、安全か」といった反響が広がった。2018-11-12_152058

こうした事態を受けて、眼科医らでつくるブルーライト研究会(世話人代表・坪田一男慶応大医学部教授)は10月、「ブルーライトの影響は慎重に検討していかなければならない」などとする文書を発表した。

ブルーライトが人間の角膜や網膜といった目の組織や、視力に及ぼす影響は「まだよくわかっていない」と坪田さんは言う。7月の論文以外にも動物実験や細胞レベルではさまざまな報告があるが、こうした結果をすぐに人に当てはめて考えることはできない。加齢黄斑変性のように紫外線がリスク要因になると指摘される目の病気があることを踏まえ、目への影響を危ぶむ声もあるが、研究の蓄積はまだ十分ではなく、臨床上、影響が確かめられたわけではないという。2018-11-12_152127

パソコンでの作業などで目が疲れるのは、まばたきが減って目が乾燥するドライアイの影響が大きい。ただ、坪田さんによると、目が乾いて表面を覆う涙の層が均一でなくなると、波長の短いブルーライトが目の表面で乱反射して「見えづらさ」を感じる要因になるという。坪田さんたちの実験では、ブルーライトを制限する眼鏡を使うと、パソコン作業時に目が疲れにくいという結果が得られた。

夜のスマホやテレビの影響は?
一方、影響がはっきりしていることもある。浴び方によっては人の体内時計を狂わせてしまうのだ。米眼科学会も見解で「人間の体内時計に影響することは証明されている」とし、具体的な数字は示していないが寝る前に画面を見る時間を制限することを推奨する。

国立精神・神経医療研究センターの北村真吾さんによると、人の体内時計は平均24時間10分前後。24時間より少しずれている。このリズムを1日の長さと合わせる最も大切な要素が光で、起床して光を浴びることで体内時計をリセットしている。実は、ブルーライトは太陽光にも含まれていて、リセットに大きく関係する。

人の網膜には光を感知する2種類の視細胞があって、明暗や色合いを感じ取っていることは以前から知られていた。さらに最近、ブルーライトにあたる波長の光だけをよく感知する「第三の視細胞」が発見された。この視細胞がブルーライトを感知すると、眠気を引き起こすメラトニンと呼ばれるホルモンの分泌が抑えられる。

メラトニンは本来なら寝る2時間前くらいから再び分泌が始まる。しかし、常にブルーライトに接していると夜も分泌が抑えられ、体内時計が狂う。北村さんは「朝の光は積極的に浴びた方がいい。でも、日没以降にブルーライトを浴びると体内時計は遅れてしまう」と話す。

小規模ながら、人での実験結果もある。健康な大人12人を対象にしたアメリカの研究では、LEDを使った電子端末と紙の本の読書を、消灯前に4時間、5日間ずつ行って、睡眠への影響を調べた。その結果、LED端末の方が体内時計が平均1・5時間夜型に移行し、眠気を感じにくくなり、寝付きも悪くなった。

とはいえ、パソコンやスマホ、テレビやLED照明は、日常生活と切っても切れない。「夜は暖色系の照明を使う。スマホの照明はできるなら暗くする、などが対処法として挙げられる」と北村さんは話す。(鈴木彩子、田中誠士、合田禄)

〈ブルーライト〉波長が380~495ナノメートルの青い光のこと。可視光(約400~800ナノメートル)のうちもっとも紫外線に近い領域の光で、波長が短くエネルギーが高い。近年普及しているLED照明や、パソコン、テレビ、スマートフォンのバックライトなどに多く含まれている。太陽光にも含まれる。

ドクターイエロー 出典:東洋経済

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ドクターイエローがいま話題になっている。これは6月22日に開かれたJR東海の株主総会で株主の「700系の引退に合わせドクターイエローも引退するのでは」という質問に対し、JR東海が2020年度も運行を続けると答えたからだ。2018-10-10_152018

ドクターイエローは正式には新幹線電気軌道総合試験車という事業用車。新幹線と同じスピードで走行しながら、レールの歪み、架線の摩耗状態、架線電力の状態、信号設備の状態といった新幹線の軌道状態を検測するものだ。

新幹線と同じ速度で走りながら検測することにより、ほかの新幹線の運行の妨げとなることなく、日中の検測を行うことができる。また、営業状態と同じリアルな状況で検測できるので、軌道状態を高い精度で検測することができる。2018-10-10_152034

現行のドクターイエロー923形は700系をベースとした車両で、JR東海が所有する0番代T4編成が2000年に登場。当初はJR西日本が所有する0系ベースの922形20番代T3編成との持ち回りで検測を行い、2005年にJR西日本が923形3000番代T5編成を導入した。

余談だが、T5編成はJR西日本の所属ながら、JR東海の大井車両基地に常駐しており、台車検査(台検)や全般検査(全検)もJR東海の浜松工場に委託している。また、T4編成とT5編成は製造時期が違うため、連結器カバーの構造が異なるほか、測定室の内装などにも差異がある。
ドクターイエローは概ね10日に1回、「のぞみ」と同じダイヤでの「のぞみ検測」を行い、1カ月に1度、各駅に停車して待避線などを検測する「こだま検測」を実施。2日間かけて東京・博多間を往復している。

出典:ドクターイエロー運行日の予想から抜粋

2018-10-01_171256 2018-10-01_171258

納豆の究極の食べ方

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北山魯山人の、納豆はかく混ぜるほどうまくなるという教え?をもとに、納豆が最もおいしくなるかき混ぜ数を検証したところろ424回という回数が最良という結果になり、しかも醤油を入れるタイミングは305回がベストなタイミングということもわかってきた。
そこで、タカラトミーズが「納豆のコク製造マシン」をリニューアルして、世界の納豆ブームに合わせて「究極のNTO」として11月より発売することを決めたということだ。

蝉の羽に抗菌作用 出典:NHKニュース

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2018-08-28_112455クマゼミなど蝉の透明な羽の表面に、抗菌作用のある特殊な構造があることを関西大学などのグループが突き止めた。
クマゼミやミンミンゼミなどの蝉の透明な羽には抗菌作用があることは知られていたが、これまで詳しい仕組みはわかっていなかった。
グループは、クマゼミの羽を詳しく観察したところ、羽の表面に直径5000分の1ミリ以下のきわめて細かい突起が規則正しく並んでいることに注目した。
そこで、蝉の羽をまねて表面に同じようなごく小さい突起が並んだシートをつくり、表面に大腸菌が含まれた液体を加えたところ、金は10分から20分ほどで細胞膜が壊れて死滅してしまったということだ。
突起の構造がカギで、グループでは家庭の台所から医療関係まで、様々な分野に応用が期待できるとしてる。

2018-07-11_061256タイ海軍特殊部隊などは10日、北部チェンライ県のタムルアン洞窟に取り残された地元サッカーチームの少年らの救出作業を再開、同日まで取り残されていた5人全員を救出した。洞窟に閉じ込められた13人全員が脱出を果たした。
少年12人と男性コーチが洞窟に閉じ込められてから18日目、作業開始から3日目。世界が注目した救出劇は、全員の奇跡の生還で幕を閉じた。

当局筋によると、10日朝の段階で洞窟にいたのは少年4人と男性コーチ1人で、軍事筋によると、コーチが最後に脱出した。特殊部隊や外国出身の潜水士らは8日と9日、それぞれ4人の少年の救出に成功した。

「きょう我々は任務を達成した」。洞窟から約1.5キロ離れた屋外の「プレスセンター」で10日夜、救助責任者のナロンサク・オソタナコーン氏が切り出すと、ボランティアや世界中から集まった記者が歓声を上げた。ナロンサク氏は今回の件について、自然災害から身を守る「全ての人の教訓となるだろう」と話した。

また、海外から駆けつけたダイバーと共に救出にあたった海軍特殊部隊はフェイスブックに「これが奇跡なのか、科学の力なのか、何かは分からないが、全員が洞窟を出た」と投稿して喜んだ。

センターにいた南部クラビ県の山岳ガイド、スティー・ソンマートさん(45)は「地表から洞窟に通じる穴を探そうと仲間14人と来た。救助に関わったさまざまな人の団結が、この成果を生んだ」とうれしそうに話した。

一方、チェンライの病院で会見した保健当局者は、先に救出された8人について「長時間プールに入っていた状態だ」と説明。当初は低体温だったり脈拍数が少なかったりする少年がいた。また、一部は初期の肺炎の症状を見せていた。

ただ「心配するような状態ではない」とし、院内で普通に生活していると明かした。検査結果を待つため1週間程度の入院は必要だという。病院で待機していた家族とは、ガラス越しに対面した。